【おすすめ】アンドレイ・タルコフスキー監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品
- アンドレイ・タルコフスキー監督が選んだ10作品【Combustible Celluloid - Top Ten Lists of Critics and Filmmakers】
- *代表作
- 受賞歴
- ①『田舎司祭の日記』“Diary of a Country Priest”(1950/仏)
- ②『冬の光』“Winter Light”(1962/瑞)
- ③『ナサリン』“Nazarin”(1958/墨)
- ④『少女ムシェット』“Mouchette”(1967/仏)
- ⑤『砂の女』“Woman in the Dunes”(1964/米)
- ⑥『ペルソナ』“Persona”(1966/瑞)
- ⑦『七人の侍』“Seven Samurai”(1954/日)
- ⑧『雨月物語』“Ugetsu monogatari”(1953/日)
- ⑨『街の灯』“City Lights”(1931/米)
- ⑩『野いちご』“Smultronstället”(1957/瑞)
アンドレイ・タルコフスキー監督が選んだ10作品
【Combustible Celluloid - Top Ten Lists of Critics and Filmmakers】
*代表作
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受賞歴
★カンヌ国際映画祭
1986年パルム・ドール(候補)審査員特別グランプ/国際映画批評家連盟賞/全キリスト教会審査員賞(受賞)『サクリファイス』
1983年パルム・ドール(候補)監督賞/国際映画批評家連盟賞(受賞)『ノスタルジア』
1972年パルム・ドール(候補)審査員特別グランプリ/国際エヴァンジェリ映画委員会賞(受賞)『惑星ソラリス』
1969年国際批評家賞(受賞)『アンドレイ・ルブリョフ 動乱そして沈黙(第一部) 試練そして復活(第二部)』
★ヴェネチア国際映画祭
1962年サン・マルコ金獅子賞(受賞)『僕の村は戦場だった』
①『田舎司祭の日記』
“Diary of a Country Priest”(1950/仏)
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監督:ロベール・ブレッソン
🏆受賞歴
1951年ヴェネチア国際映画祭:
撮影賞/国際賞/イタリア批評家賞/国際カトリック映画事務局賞
●田舎の寒村に赴任した若き司祭が、「奇跡も何もない日常を日記につけていくことにする」と決意して日常を記録していき、冒されながら強い信仰と使命感から献身的な努力を続けるが、村人から誤解を受けて悩むことになる、ロベール・ブレッソンならではの映画。
②『冬の光』
“Winter Light”(1962/瑞)
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監督:イングマール・ベルイマン
●一貫したテーマである『神の沈黙』を根幹に、病を押して神の栄光を説き続ける牧師のうつろな姿を通して「生きる意味」を描く。
➔『鏡の中にある如く』(1961年)『冬の光』(1962年)に続く、いわゆる「神の沈黙」三部作の最後の作品でベルイマン作品の最高傑作と言われている。
③『ナサリン』
“Nazarin”(1958/墨)
監督:ルイス・ブニュエル
🏆受賞歴
1959年カンヌ国際映画祭:国際賞
●ベニート・ペレス・ガルドスの原作を基に、メキシコのスラム街の中で信念を貫くがやることなすこと逆手にとられ神父の資格を剥奪され、自分の無実の証しを立てるため巡礼の旅に出る一人の神父の姿を描いた
④『少女ムシェット』
“Mouchette”(1967/仏)
監督:ロベール・ブレッソン
🏆受賞歴
1967年カンヌ国際映画祭:国際カトリック映画事務局賞
1967年ヴェネチア国際映画祭:イタリア批評家賞
●ジョルジュ・ベルナノスの小説を原作に、アル中の父と病床の母のもと貧しく苦労を重ねてる14歳の少女ムシェットがどんどん不幸になっていく様をロベール・ブレッソン独特の目線で描いた少女の受難の人生を描く。
⑤『砂の女』
“Woman in the Dunes”(1964/米)
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監督:勅使河原宏
🏆受賞歴
1964年カンヌ国際映画祭:審査員特別賞
●安部公房の抽象的な原作を自身が脚色し映画化、昆虫採集にやって来た男は砂の穴の中にある未亡人の家に泊めてもらうが、段々と抜け出せなくなってしまい様々な手段で脱出を試みる。
⑥『ペルソナ』
“Persona”(1966/瑞)
監督:イングマール・ベルイマン
●ベルイマンがノルウェーの劇壇で見出したウルマンの初主演作で、容貌の似たアンデルソンと共演したイングマール・ベルイマンが製作・脚本・監督。
➔ドッペルゲンガーに対するベルイマンなりの新解釈と呼べる作品で、撮影監督のスヴェン・ニクヴィストとのコンビが織りなす映像も必見。
⑦『七人の侍』
“Seven Samurai”(1954/日)
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監督:黒澤明
●戦国時代の貧しい農村を舞台に、野盗と化した野武士に立ち向かうべく農民に雇われた侍たちの闘いを描いた言わずと知れた黒澤明監督による日本映画を代表する傑作のひとつ。
⑧『雨月物語』
“Ugetsu monogatari”(1953/日)
監督:溝口健二
🏆受賞歴
第13回ヴェネツィア国際映画祭:銀獅子賞受賞
第28回アカデミー賞 衣裳デザイン賞:ノミネート
➜戦乱と欲望に翻弄される人々を、幽玄な映像美の中に描いている
⑨『街の灯』
“City Lights”(1931/米)
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監督:チャーリー・チャップリン
●チャールズ・チャップリンが監督・脚本・製作・主演したコメディ映画。
➔1931年、押し寄せるトーキー化の波に逆らいサイレント映画だが音楽付きのサウンド版として公開されたこの作品は、ひとりの浮浪者と盲目の娘との愛のやりとりを、パントマイムと僅かな字幕で表現しているチャップリンの演出や心理描写のうまい名作。
⑩『野いちご』
“Smultronstället”(1957/瑞)
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監督:イングマール・ベルイマン
🏆受賞歴
1958年ヴェネチア国際映画祭:イタリア批評家賞
1958年ベルリン国際映画祭:金熊賞
1959年ゴールデン・グローブ:外国映画賞
●作品名誉学位の授与式に向かう老教授の一日を、彼の悪夢や空想、追憶など老医師の夢と現実を一種の回想形式で心象風景を交えて描写した作品。