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【おすすめ】アスガー・ファルハディ監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品

アスガー・ファルハディ監督が選んだ10作品
【“Sight&Sound”誌/2012年】

監督のアスガー・ファルハディという男

*代表作

受賞歴

アカデミー賞

2011年第84回脚本賞(ノミネート)『別離』

カンヌ国際映画祭

2013年第66回パルム・ドール(ノミネート)『ある過去の行方』

ベルリン国際映画祭

2009年第59回銀熊(監督賞)賞(受賞)『彼女が消えた浜辺』
2011年第61回金熊賞(受賞)『別離』

①『羅生門』
“Rashomon”(1950/日)

黒澤明監督の羅生門という映画

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監督:黒澤明

🏆受賞歴

1951年アカデミー賞:
名誉賞(1951年度最優秀外国語映画)

1951年ヴェネチア国際映画祭:
サン・マルコ金獅子賞/イタリア批評家賞

日本にはお馴染みの作品。主演は三船敏郎。

②『道』
“La Strada”(1954/伊)

フェデリコ・フェリーニ監督の道という映画

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監督:フェデリコ・フェリーニ

🏆受賞歴

第29回アカデミー賞:外国語映画賞
第15回ベネチア国際映画祭:サン・マルコ銀獅子賞

旅回りの道化師と一人の女をめぐっての人生の哀歓を描き、野蛮な男がわずかに残っていた人間性を取り戻すまでを描いたフェリーニの名作。

主演は「ノートルダムのせむし男」のアンソニー・クイン、フェリーニ監督夫人のジュリエッタ・マシーナ、「白鯨」のリチャード・ベイスハート、「ファビオラ」のアルド・シルヴァーニが脇を固める。

③『ゴッドファーザー』
“The Godfather”(1972/米)

フランシス・フォード・コッポラ監督のゴッドファーザーという映画

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監督:フランシス・フォード・コッポラ

🏆受賞歴

第45回アカデミー賞:作品賞/主演男優賞/脚色賞

第30回ゴールデン・グローブ:

作品賞/監督賞/主演男優賞 (ドラマ部門)/助演男優賞/脚本賞/作曲賞

巨大なマフィアの内幕を描いたマリオ・プーゾのベストセラー小説『ゴッドファーザー』の映画化。 公開当時にはあまり知られていなかったマフィアの世界を一般に知らしめ、現在に至るまでそのステレオタイプを確立した映画。

有名な話で、黒澤明監督作品である『悪い奴ほどよく眠る』の結婚披露宴から始まるという展開に感銘を受け本作でも採用した。という話がある。

④『東京物語』
“Tokyo Story”(1953/日)

小津安二郎監督の東京物語という映画

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監督:小津安二郎

上京した年老いた両親とその家族たちの姿を通して、家族の絆、夫婦と子供、老いと死、人間の一生、戦後変わりつつある家族の関係というテーマを冷徹な視線で描き人間の生と死までをも見つめた深淵なドラマ。

⑤『アパートの鍵貸します』
“The Apartment”(1960/米)

ビリー・ワイルダー監督のアパートの鍵貸しますという映画

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監督:ビリー・ワイルダー

🏆受賞歴

第33回アカデミー賞:

作品賞/監督賞/脚本賞/美術賞 (白黒部門)/編集賞受賞

ビリー・ワイルダーが「お熱いのがお好き」につづいて製作・監督したサラリーマンの悲哀と恋物語を鮮やかに描き出しているロマンチック・コメディ。

⑥『トリコロール/赤の愛』
“Three Colors Red”(1994/仏・波)

トリコロール/赤の愛というフランス映画

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監督:クシシュトフ・キェシロフスキ

ポーランドの監督キェシロフスキがヨーロッパ統合に向けて企画されたフランスの国旗であるトリコロールをモチーフに短期間で製作された三部作の最終編。「トリコロール」3部作は、それぞれの作品が「自由(青)・平等(白)・博愛(赤)」を象徴しており、最終作となる本作は、全てを包む「博愛」がテーマとなっている。

⑦『泥棒野郎』
“Take the Money and Run”(1969/米)

ウディ・アレン監督の泥棒野郎という映画

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監督:ウディ・アレン

スラム育ちのか弱き純情野郎が、小才のきくのをいいことに、銀行強盗やら数々の事件を引き起こして愛嬌をふりまく。宝石よりも懲役を望む、泊をつけたい一心のチンケな悪党をアレンが演じ、ドジを踏みながらも前科53犯、懲役も100年単位にめでたくかさむという、ナレーション導入のセミ・ドキュメンタリー調で展開していく楽天的なコメディ。

⑧『ある結婚の風景』
“Scenes From a Marriage”(1973/瑞)

イングマール・ベルイマン監督のある結婚の風景という映画

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監督:イングマール・ベルイマン

🏆受賞歴

第31回ゴールデングローブ賞:外国映画賞

ある一組の夫婦の結婚と離婚を通じ人間の真の結びつき、コミュニケーションとは何かを描く夫婦のディスカッション・ドラマ。

⑨『タクシー・ドライバー』
“Taxi Driver”(1976/米)

マーティン・スコセッシ監督のタクシー・ドライバーという映画

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監督:マーティン・スコセッシ

🏆受賞歴

第29回カンヌ国際映画祭:パルム・ドール

NYを舞台に、鬱屈した生活を送るタクシー運転手が、腐敗しきった現代社会に対する怒りや虚しさ、逃れられない孤独感から徐々に精神を病み、自分の存在を世間に認めさせるために過激な行動に走る心のプロセスを追い、現代都市に潜む狂気と混乱を描き出した傑作。

デ・ニーロが鏡に向かい「You talkin' to me?」と呟きながら自分の鏡像に銃を向ける場面は、「アメリカ映画の名セリフベスト100」で10位にランクイン。

⑩『モダン・タイムス』
“Modern Times”(1936/米)

チャーリー・チャップリン監督のモダン・タイムスという映画

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監督:チャーリー・チャップリン

資本主義社会や機械文明を痛烈に風刺した作品で、労働者の個人の尊厳が失われ、機械の一部分のようになっている世の中を笑いで表現している。チャーリー・チャップリン自ら脚本を書き監督制作したもので、作曲も自らしている。カメラは専属のローランド・トセローと「偽者紳士」のアイラ・モーガンが協力、チャーリー・チャップリンは物言わず、歌を歌うのみで、他の台詞も音響効果的に使われる。