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【おすすめ】エドガー・ライト監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品

エドガー・ライト監督が選んだ10作品
【“Sight&Sound”誌/2012年】

映画監督のエドガー・ライトという男

*代表作

①『2001年宇宙の旅』
“2001: A Space Odyssey”(1968/米・英) 

スタンリー・キューブリック監督の2001年宇宙の旅という映画

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監督:スタンリー・キューブリック

🏆受賞歴

第41回アカデミー賞:アカデミー視覚効果賞受賞

当初キューブリックは美術担当として漫画家の手塚治虫の協力を仰いだが、当時の手塚は連載漫画の他に、テレビアニメ番組を多数抱え、日本国外での映画制作に携わることは物理的に不可能であったため、オファーを断ったというエピソードがある。

②『狼男アメリカン』
“An American Werewolf In London”(1981/米)

ジョン・ランディス監督の狼男アメリカンという映画

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監督:ジョン・ランディス

🏆受賞歴

第54回アカデミー賞:メイクアップ賞受賞

3カ月のヨーロッパ旅行を計画した2人の若者が途中狼に襲われ狼男になるというホラー・コメディ、彼の人気を決定付けた作品であり後々カルト的な人気を得る。

③『キャリー』
“Carrie”(1976/米)

ブライアン・デ・パルマ監督のキャリーという映画

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監督:ブライアン・デ・パルマ

スティーヴン・キングの同名小説を映画化した作品。

同級生からはイジメられ、母親は狂信的なキリスト教信者でだんだんパニックになっていく女子高生キャリー、彼女を追い詰めていく周りの環境が彼女の内なる「力」を引き起こしてしまうというサスペンス作品。主演のシシー・スペイセクを始め、ジョン・トラヴォルタなど1970年代後半をリードした若手俳優が出演している。

④『泥酔夢』
“Dames”(1934/米)

レイ・エンライト監督の泥酔夢

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監督:レイ・エンライト

ミュージカル映画。「餓ゆるアメリカ」のロバート・ロードが「ロシア探訪飛脚」のデルマー・デイヴズと共同して書き卸した物語をデーヴィスが脚色し、「ブラウンのサーカス」のレイ・エンライトが監督に当たり、「笑う巨人」のシド・ヒコックス、「フットライト・パレード」のソル・ポリートが撮影した。

⑤『赤い影』
“Don’t Look Now”(1973/英・伊)

ニコラス・ローグ監督の赤い影という映画

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監督:ニコラス・ローグ

イギリスでは非常に人気が高いカルト映画で、ミステリー映画の名作として有名。

⑥『我輩はカモである』
“Duck Soup”(1933/米)

レオ・マッケリー監督の我輩はカモであるという映画

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監督:レオ・マッケリー

ファシズムを痛烈に風刺したコメディ映画。パラマウント映画によって公開された最後のマルクス兄弟主演作であり、ゼッポ・マルクス最後の出演映画である。

⑦『サイコ』
“Psycho”(1960/米)

アルフレッド・ヒッチコック監督のサイコという映画

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監督:アルフレッド・ヒッチコック

🏆受賞歴

第18回ゴールデングローブ賞:助演女優賞

ヒッチコック・スリラーにして全てのサイコ・サスペンスのルーツであり、その演出スタイルは恐怖感を煽るバーナード・ハーマンの音楽と共に数多くの模倣やパロディを生んだ。

ヒッチコックは、原作の映画化権をわずか9,000ドルで匿名で買い取り、またネタバレを防ぐため、スタッフは市場に出回っていた原作を可能な限り買い占めた。
横領をめぐる心理的葛藤、「クルマを購入する際の不自然な挙動」や「それを不審に思う警官」など、不安定な心理状態と緊迫感が丁寧に演出され、モノクロながら凄惨な映像と音楽は、数々の作品において模倣やパロディーを繰り返された。

⑧『赤ちゃん泥棒』
“Raising Arizona”(1987/米)

コーエン兄弟の赤ちゃん泥棒という映画

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監督:ジョエル&イーサン・コーエン

ニコラス・ケイジとホリー・ハンターが演じている夫婦が子宝に恵まれなく赤ちゃん欲しさに誘拐したことから連鎖反応的に起きる事件をスリルと爆笑で描くアクション・コメディ

⑨『タクシー・ドライバー』
“Taxi Driver”(1976/米) 

マーティン・スコセッシ監督のタクシー・ドライバーという映画

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監督:マーティン・スコセッシ

🏆受賞歴

第29回カンヌ国際映画祭:パルム・ドール

NYを舞台に、鬱屈した生活を送るタクシー運転手が、腐敗しきった現代社会に対する怒りや虚しさ、逃れられない孤独感から徐々に精神を病み、自分の存在を世間に認めさせるために過激な行動に走る心のプロセスを追い、現代都市に潜む狂気と混乱を描き出した傑作。

デ・ニーロが鏡に向かい「You talkin' to me?」と呟きながら自分の鏡像に銃を向ける場面は、「アメリカ映画の名セリフベスト100」で10位にランクイン。

⑩『ワイルドバンチ』
“The Wild Bunch”(1969/米)

サム・ペキンパー監督のワイルドバンチという映画

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監督:サム・ペキンパー

時代の波に取り残された無法者たちの滅びの美学を描いた「アメリカン・ニューシネマ 」

本作品でスローモーション撮影と当時のカラー映画最多の3600カットを駆使し、アクション映画における暴力描写に新境地を切り開いた。特に6台のマルチカメラを用いて11日間ぶっ通しで撮影されたというラストの壮絶な大銃撃戦は、「デス・バレエ」、「ボリスティック・バレティックス」と呼ばれ、映画製作者たちに多大な影響を及ぼした。