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【おすすめ】ジェフ・ニコルズ監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品

ジェフ・ニコルズ監督が選んだ10作品
【“Sight&Sound”誌/2012年】

映画監督のジェフ・ニコルズという男

*代表作

受賞歴

カンヌ国際映画祭

2012年パルム・ドール(候補)『MUD -マッド-』

①『暴力脱獄』
“Cool Hand Luke”(1967/米)

スチュアート・ローゼンバーグ監督の暴力脱獄という映画

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監督:スチュアート・ローゼンバーグ

🏆受賞歴

第40回アカデミー賞:助演男優賞

フロリダの刑務所を舞台に、社会のシステムに組み込まれることを拒否する囚人ルーク・ジャクソンの物語。主人公ルーカス・ジャクソンの反体制の姿勢が1960年代当時の視聴者の共感を呼び、映画は興行的にも批評的にも成功を収めた。

映画中の登場人物の台詞であり、本作品の公開時のキャッチコピーにもなった「What we've got here is failure to communicate」(意思の疎通が欠けてたようだ)はアメリカでは非常に有名で2005年にはアメリカ映画協会によって名台詞ベスト100中第11位に選出された。 

②『地獄の逃避行』
“Badlands”(1973/米)

テレンス・マリック監督の地獄の逃避行という映画

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監督:テレンス・マリック

1958年にネブラスカ州で実際にあった「スタークウェザー=フューゲート事件」をもとにしている。15歳の少女ホリーと、交際を禁じられたため彼女の父親を殺した25歳のキットが出会った人を殺していく行き当たりばったりな男女の逃避行を、広大な荒野をバックに描くロードムービー。

③『ハッド』
“Hud”(1963/米)

マーティン・リット監督のハッドという映画

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監督:マーティン・リット

🏆受賞歴

第36回アカデミー賞:主演女優賞/助演男優賞/撮影賞(白黒)
第24回ベネチア国際映画祭:国際カトリック映画事務局賞.

テキサスの荒野に牛の王国を築いた一家の理解者のいない若者の空虚な心を描いた西部ドラマ。

出演はポール・ニューマンと本作でアカデミー賞助演男優賞を獲得した『チャンス』のメルヴィン・ダグラス。

④『ハスラー』
“The Hustler”(1961/米)

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監督:ロバート・ロッセン

🏆受賞歴

第34回アカデミー賞:撮影賞(白黒)/美術監督・装置賞(白黒)

相手を引きつけておいて徹底的に稼ぐギャンブラーである「ハスラー」を主人公に、人生の挫折と苦渋を描いた傑作ドラマ。

監督のロバート・ロッセンは本作品を、「エディが一人の人間として生きようとするために越えなければならない試練の物語」であると定義付けた

⑤『アラビアのロレンス』
“Lawrence Of Arabia”(1962/英)

デイヴィッド・リーン監督のアラビアのロレンスという映画

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監督:デイヴィッド・リーン

🏆受賞歴

・第35回アカデミー賞

作品賞/監督賞/撮影賞/編集賞/美術賞/作曲賞/録音賞

・第20回ゴールデングローブ賞

作品賞 (ドラマ部門) / 監督賞/ 助演男優賞/ 撮影賞

実在のイギリス陸軍将校のトマス・エドワード・ロレンスが率いた、オスマン帝国からのアラブ独立闘争を描いた歴史戦争映画。(上映時間は227分)

⑥『明日に向って撃て!』
“Butch Cassidy and the Sundance Kid”(1969/米)

ジョージ・ロイ・ヒル監督の明日に向かって撃て!という映画

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監督:ジョージ・ロイ・ヒル

🏆受賞歴

第42回アカデミー賞:脚本賞/撮影賞/作曲賞/歌曲賞
第26回ゴールデングローブ賞:音楽賞

実在の銀行強盗ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの逃避行を、哀愁とユーモアをこめて描く。

青春映画であり、ラストシーンのストップモーションは映画史に残る屈指の名シーンとして有名である。

⑦『JAWS/ジョーズ』
“Jaws”(1975/米)

スティーブン・スピルバーグ監督のジョーズという映画

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監督:スティーブン・スピルバーグ

🏆受賞歴

第48回アカデミー賞:作曲賞/音響賞/編集賞

監督は当時28歳だったスティーブン・スピルバーグが抜擢された。

ジョン・ウィリアムズによるテーマ曲はあまりにも有名で、どのメディアでも鮫の登場場面の他、何かが迫ってくるなど緊迫感が高まる場面に使用されている

⑧『北北西に進路を取れ』
“North By Northwest”(1959/米) 

1959年に作られた北北西に進路を取れという映画

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監督:アルフレッド・ヒッチコック

スリラー映画お得意のアルフレッド・ヒッチコックが「めまい」につづいて監督した、恋とスリルに満ちたサスペンス・ドラマで殺人容疑の汚名をかけられ、国際的な陰謀に巻き込まれる一人の男の奮闘を、圧倒的なサスペンスとアクションで畳みかける。

⑨『博士の異常な愛情』
“Dr. Strangelove”(1964/米・英)

スタンリー・キューブリック監督の博士の異常な愛情という映画

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監督:スタンリー・キューブリック

冷戦時代の世界情勢を背景に、偶発的な原因で核戦争が勃発し人類滅亡の危機に至るさまをシニカルに描くブラックコメディ。主要な登場人物の大半を占める政府や軍の上層部は、利己的な俗物ないし異常者として描かれ、彼らが右往左往するさまを嘲笑する風刺劇でキューブリックが監督した最後の白黒作品。

⑩『フレッチ/殺人方程式』
“Fletch”(1985/米)

マイケル・リッチー監督のフレッチ/殺人方程式という映画

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監督:マイケル・リッチー

自分を殺してくれという男の申し出の裏にひそむ陰謀を調べる新聞記者の活動をコミカルに描く。原作はアメリカ探偵作家クラブ賞受賞のミステリーだが、雰囲気がガラリと変わったストーリーと乖離したコミカルな作品になった。