【おすすめ】ジョン・カーペンター監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品
- ジョン・カーペンター監督が選んだ10作品【エスクァイアマガジンジャパン/2000年3月】
- *代表作
- ①『コンドル』“Only Angels Have Wings”(1939/米)
- ②『フォルスタッフ/真夜中の鐘』“CHIMES AT MIDNIGHT”(1966/西・瑞)
- ③『リオ・ブラボー』“Rio Bravo”(1958/米)
- ④『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』“The Discreet Charm Of The Bourgeoisie”(1972/仏)
- ⑤『チャイナタウン』“Chinatown”(1974/米)
- ⑥『赤ちゃん教育』“Bringing Up Baby”(1938/米)
- ⑦『捜索者』“The Searchers”(1956/米)
- ⑧『皆殺しの天使』“El ángel exterminador”(1962/墨)
- ⑨『暗黒街の顔役』“Scarface”(1932/米)
- ⑩『めまい』“Vertigo”(1958/米)
ジョン・カーペンター監督が選んだ10作品
【エスクァイアマガジンジャパン/2000年3月】
*代表作
- ➔1981年『ニューヨーク1997』
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- ➔1982年『遊星からの物体X』
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- ➔1988年『ゼイリブ』
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- その他『ジョン・カーペンター監督』の作品を
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①『コンドル』
“Only Angels Have Wings”(1939/米)
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監督:ハワード・ホークス
●ハワード・ホークスのオリジナルストーリー『Plane from Barranca』を自ら監督して、ケーリー・グラントとジーン・アーサーによるパイロットたちの友情と恋の駆け引きを描いた航空映画。
②『フォルスタッフ/真夜中の鐘』
“CHIMES AT MIDNIGHT”(1966/西・瑞)
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監督:オーソン・ウェルズ
🏆受賞歴
第19回カンヌ国際映画祭:
国際批評家連合賞/フランス映画高等技術委員会賞/20周年記念賞
●生涯シェークスピアに拘り続けたオーソン・ウェルズが、1400年の英国を舞台に、大酒呑みで女たらしの大ボラ吹きの追い剥ぎで、けれども憎めない巨漢の騎士フォルスタッフになりきり、彼の半生姿を、後のヘンリー五世である皇太子ハルとの関わりを中心に描く。
③『リオ・ブラボー』
“Rio Bravo”(1958/米)
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監督:ハワード・ホークス
●本作はフレッド・ジンネマンの『真昼の決闘』に描かれた保安官の姿に不満を持ったハワード・ホークスとジョン・ウェインが『真昼の決闘』へのアンチ・テーゼとして制作したといわれている、アクションあり歌あり恋ありの痛快西部劇。
④『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』
“The Discreet Charm Of The Bourgeoisie”(1972/仏)
監督:ルイス・ブニュエル
🏆受賞歴
第45回アカデミー賞:外国語映画賞
●ブルジョワ階級の、一般階級とは異なる価値観で生きる奇妙な日常をシニカルに描いたドラマ。
➔ラテン・アメリカの小国の駐仏大使とその友人一行が、屋敷を訪れ、客人とホストという関係を無視し、彼らは互いに自分の好きなように行動しブルジョワたちが飢餓感に陥るプロセスを描く。
⑤『チャイナタウン』
“Chinatown”(1974/米)
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監督:ロマン・ポランスキー
🏆受賞歴
第47回アカデミー賞:脚本賞
第32回ゴールデングローブ賞:
作品賞(ドラマ)/男優賞(ドラマ)/監督賞/脚本賞
●アメリカ西海岸最大の近代都市としての様相をととのえつつあった1930年代後半のロサンゼルスを舞台に、偶然にも関わってしまった殺人事件を通じ、政治的陰謀に巻き込まれた私立探偵の活躍を描く重厚なフィルム・ノワールである。
➔「チャイナタウン」は、主人公がかつて警官だった時代にパトロールした下町。
⑥『赤ちゃん教育』
“Bringing Up Baby”(1938/米)
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監督:ハワード・ホークス
●"Baby"という名の「豹」を飼う我が侭な令嬢ヘプバーンと、彼女に振り回される真面目な博物館主グラントを描く元祖スクリューボール・コメディ。
➔1972年の「おかしなおかしな大追跡」は本作のアレンジ・リメイクにあたる。
⑦『捜索者』
“The Searchers”(1956/米)
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監督:ジョン・フォード
●フォード監督いわく「本作は家族の一員になることの出来なかった一匹狼の悲劇」と評している。
➔公開当時は失敗作とされ同年のアカデミー賞の候補にも選出されなかったが、その後西部劇映画を代表する傑作として再評価され、2008年にアメリカ映画協会によって「最も偉大な西部劇映画第1位」に選出された。
⑧『皆殺しの天使』
“El ángel exterminador”(1962/墨)
監督:ルイス・ブニュエル
🏆受賞歴
第15回カンヌ国際映画祭:国際映画批評家連盟賞/映画テレビ作家協会賞
●ブニュエルのオリジナル作品で、ある邸に集まった数十名の上流階級の紳士淑女が目に見えぬ力に操られてその邸から外に出られなくなるという合理性を欠くストーリーは、『アンダルシアの犬』や『黄金時代』などと重ね合わせて「シュールレアリズム作品」と語られることもある。
⑨『暗黒街の顔役』
“Scarface”(1932/米)
監督:ハワード・ホークス
●1930年の末、ハワード・ヒューズはアル・カポネをモデルにしたギャング映画の製作を思い立ち、共同製作兼監督にハワード・ホークスを招き、暗黒街を舞台に一人の男の栄光と破滅を描いたギャング映画のルーツ的作品に仕上げた。
➔1983年に本作のリメイクとしてブライアン・デ・パルマ監督が「スカーフェイス」としてリメイク。
⑩『めまい』
“Vertigo”(1958/米)
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監督:アルフレッド・ヒッチコック
●極度の高所恐怖症を理由に退職した警官が、旧友の頼みで彼の妻を尾行する事になる。奇異な行動を取る女に接近して行く内に二人は恋に落ちる。前半の謎めいたロマンスから後半の心理的なサスペンスまで、技巧を凝らした演出とバーナード・ハーマンの音楽で紡ぎ上げた伝奇的なロマンとニューロティックなスリラー手法を混ぜたミステリー作品。