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【おすすめ】ジョン・ウー監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』11作品

ジョン・ウー監督が選んだ11作品
【BRUTUSCINEMA/'98年5月】

映画監督のジョン・ウーという男

*代表作

①『大人は判ってくれない』
“The 400 Blows”(1959/仏)

フランソワ・トリュフォー監督の大人は判ってくれない

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監督:フランソワ・トリュフォー

🏆受賞歴

1959年カンヌ国際映画祭:監督賞

フランソワ・トリュフォー監督の最初の長編映画で映画だけが生きがいの少年を描いたトリュフォー自身の幼少時代の自伝とも言うべき作品。

原題の「Les Quatre Cents Coups」は、フランス語の慣用句「faire les quatre cents coups」(「無分別、放埓な生活をおくる」といった意味)に由来する。

②『シェルブールの雨傘』
“Les Parapluies de Cherbourg”(1964/仏)

ジャック・ドゥミ監督のシェルブールの雨傘という映画

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監督:ジャック・ドゥミ

🏆受賞歴

第17回カンヌ国際映画祭:
パルム・ドール/国際カトリック映画事務局賞/フランス映画高等技術委員会賞

映画としては画期的な形式であった全編音楽のみで地の台詞が一切ない完全なミュージカル。ルグランによる音楽が大評判となり、特に主題曲は世界中で大ヒットした。

のちに舞台化もされ、世界各国で上演されている。 ドヌーヴの出世作となった作品だが、出演者は歌は素人のため、すべて歌手による吹き替えである。

③『サムライ』
“Le Samouraï”(1967/仏)

ジャン=ピエール・メルヴィル監督のサムライという映画

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監督:ジャン=ピエール・メルヴィル

アラン・ドロンが侍を思わせる暗殺者を演じ、ウォルター・ヒル監督/ジョン・ウー監督/北野武監督など後世の多くの作品に影響を与えた。

④『アラビアのロレンス』
“Lawrence Of Arabia”(1962/英)

デイヴィッド・リーン監督のアラビアのロレンスという映画

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監督:デイヴィッド・リーン

🏆受賞歴

第35回アカデミー賞:
作品賞/監督賞/撮影賞/編集賞/美術賞/作曲賞/録音賞

第20回ゴールデングローブ賞:
作品賞 (ドラマ部門) / 監督賞/ 助演男優賞/ 撮影賞

実在のイギリス陸軍将校のトマス・エドワード・ロレンスが率いた、オスマン帝国からのアラブ独立闘争を描いた歴史戦争映画。(上映時間は227分)

⑤『七人の侍』
“Seven Samurai”(1954/日)

黒澤明監督の七人の侍という映画

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監督:黒澤明

戦国時代の貧しい農村を舞台に、野盗と化した野武士に立ち向かうべく農民に雇われた侍たちの闘いを描いた言わずと知れた黒澤明監督による日本映画を代表する傑作のひとつ。

⑥『ウエスト・サイド物語』
“West Side Story”(1961/米)

ウエスト・サイド物語という映画

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監督:ロバート・ワイズ&ジェローム・ロビンス

🏆受賞歴

第34回アカデミー賞:
作品/監督/助演男優/助演女優/脚色/撮影/編集/美術/衣裳デザイン/録音(賞)

第18回ゴールデングローブ賞:
作品賞(ミュージカル)/助演男優賞/助演女優賞

シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を元にしたラブロマンスを現代の青春悲劇としてリアルに描いた同名のブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品。

⑦『ワイルドバンチ』
“The Wild Bunch”(1969/米)

サム・ペキンパー監督のワイルドバンチという映画

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監督:サム・ペキンパー

時代の波に取り残された無法者たちの滅びの美学を描いた「アメリカン・ニューシネマ 」

本作品でスローモーション撮影と当時のカラー映画最多の3600カットを駆使し、アクション映画における暴力描写に新境地を切り開いた。特に6台のマルチカメラを用いて11日間ぶっ通しで撮影されたというラストの壮絶な大銃撃戦は、「デス・バレエ」、「ボリスティック・バレティックス」と呼ばれ、映画製作者たちに多大な影響を及ぼした。

⑧『ミーン・ストリート』
“Mean Streets”(1973/米)

マーティン・スコセッシ監督のミーン・ストリートという映画

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監督:マーティン・スコセッシ

「タクシードライバー」で後にコンビを組むマーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロによるニューヨークを舞台にそれぞれに青春を爆発させる若者たちの孤独、友情、挫折等を描くダークな青春群像劇。

⑨『ゴッドファーザー』
“The Godfather”(1972/米)

フランシス・フォード・コッポラ監督のゴッドファーザーという映画

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監督:フランシス・フォード・コッポラ

🏆受賞歴

第45回アカデミー賞:作品賞/主演男優賞/脚色賞

第30回ゴールデン・グローブ:

作品賞/監督賞/主演男優賞 (ドラマ部門)/助演男優賞/脚本賞/作曲賞

巨大なマフィアの内幕を描いたマリオ・プーゾのベストセラー小説『ゴッドファーザー』の映画化。 公開当時にはあまり知られていなかったマフィアの世界を一般に知らしめ、現在に至るまでそのステレオタイプを確立した映画。

有名な話で、黒澤明監督作品である『悪い奴ほどよく眠る』の結婚披露宴から始まるという展開に感銘を受け本作でも採用した。という話がある。

⑩『サイコ』
“Psycho”(1960/米)

アルフレッド・ヒッチコック監督のサイコという映画

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監督:アルフレッド・ヒッチコック

🏆受賞歴

第18回ゴールデングローブ賞:助演女優賞

ヒッチコック・スリラーにして全てのサイコ・サスペンスのルーツであり、その演出スタイルは恐怖感を煽るバーナード・ハーマンの音楽と共に数多くの模倣やパロディを生んだ。

ヒッチコックは、原作の映画化権をわずか9,000ドルで匿名で買い取り、またネタバレを防ぐため、スタッフは市場に出回っていた原作を可能な限り買い占めた。
横領をめぐる心理的葛藤、「クルマを購入する際の不自然な挙動」や「それを不審に思う警官」など、不安定な心理状態と緊迫感が丁寧に演出され、モノクロながら凄惨な映像と音楽は、数々の作品において模倣やパロディーを繰り返された。

⑪『エクソシスト』
“THE EXORCIST”(1973/米)

ウィリアム・フリードキン監督のエクソシストという映画

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監督:ウィリアム・フリードキン

🏆受賞歴

第46回アカデミー賞:脚色賞/音響賞
第30回ゴールデングローブ賞:作品賞(ドラマ)/助演女優賞/監督賞/脚本賞

20世紀後半のワシントンで、12歳になる少女に悪魔がとりつき、可憐な少女の肉体から悪魔を追放するために立ち上がった悪魔払い師の恐怖の戦いを描いた、1973年の興業収入1位を記録したオカルト映画の代表作。

題名となっているエクソシストとは、英語で「悪魔払いの祈祷師」という意味。