【おすすめ】ポン・ジュノ監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品
- ポン・ジュノ監督が選んだ10作品【“Sight&Sound”誌/2012年】
- *代表作
- ①『悲情城市』“A City Of Sadness”(1989/台湾)
- ②『CURE』“Cure”(1997/日)
- ③『下女』“The Housemaid”(1960/韓)
- ④『ファーゴ』“Fargo”(1996/米)
- ⑤『サイコ』“Psycho”(1960/米)
- ⑥『レイジング・ブル』“Raging Bull”(1980/米)
- ⑦『黒い罠』“Touch Of Evil”(1958/米)
- ⑧『復讐するは我にあり』“Vengeance Is Mine”(1973/日)
- ⑨『恐怖の報酬』“The Wages Of Fear”(1953/仏・伊)
- ⑩『ゾディアック』“Zodiac”(2007/米)
ポン・ジュノ監督が選んだ10作品
【“Sight&Sound”誌/2012年】
*代表作
- ➔2003年『殺人の追憶』
- Amazonで探す
- 楽天市場で探す
- Yahooショッピングで探す
- 7netで探す
- ➔2006年『グエムル-漢江の怪物』
- Amazonで探す
- 楽天市場で探す
- Yahooショッピングで探す
- 7netで探す
- ➔2009年『母なる証明』
- Amazonで探す
- 楽天市場で探す
- Yahooショッピングで探す
- 7netで探す
- その他『ポン・ジュノ監督』の作品を
- ➔Amazonで探す
- ➔楽天市場で探す
- ➔Yahooショッピングで探す
- ➔7netで探す
①『悲情城市』
“A City Of Sadness”(1989/台湾)
監督:ホウ・シャオシェン
🏆受賞歴
第46回ヴェネツィア国際映画祭:金獅子賞
●1945年から1949年までの台湾の激動の4年間を背景に、ある一家のたどる変遷を描くドラマ。
➔日本統治時代の終わりから、中華民国が台北に遷都するまでの台湾社会が描かれている。
②『CURE』
“Cure”(1997/日)
➔Rotten Tomatoesで評価を見る【trailer有】
監督:黒沢清
●マインドコントロールにより猟奇殺人を引き起こしていく謎の若い男と刑事の対決を描く、サイコサスペンス。
➔主演は『役所広司』と『荻原聖人』、本作によって監督の黒沢清は世界に名を広めた。
③『下女』
“The Housemaid”(1960/韓)
監督:キム・ギヨン
●夫が下女と関係を持ったため、彼女により地獄の底に落とされるピアノ教師一家を描くメロドラマ。
➔当時の韓国で実際に起きた事件を題材にした、韓国映画界の鬼才キム・ギヨン監督の最高傑作
④『ファーゴ』
“Fargo”(1996/米)
➔Rotten Tomatoesで評価を見る【trailer有】
監督:ジョエル&イーサン・コーエン
🏆受賞歴
第69回アカデミー賞:主演女優賞/脚本賞
第49回カンヌ国際映画祭:監督賞
●雪深いアメリカの田舎町を舞台に、ほんの手違いで単純な偽装誘拐から血生臭い殺人と複雑な人間模様へと発展していく犯罪事件の顛末を描いた異色作。
➔監督・脚本はイーサン・コーエン、製作・脚本はジョエル・コーエンのコーエン兄弟で彼らの第6作に当たる。
⑤『サイコ』
“Psycho”(1960/米)
➔Rotten Tomatoesで評価を見る【trailer有】
監督:アルフレッド・ヒッチコック
🏆受賞歴
第18回ゴールデングローブ賞:助演女優賞
●ヒッチコック・スリラーにして全てのサイコ・サスペンスのルーツであり、その演出スタイルは恐怖感を煽るバーナード・ハーマンの音楽と共に数多くの模倣やパロディを生んだ。
➔ヒッチコックは、原作の映画化権をわずか9,000ドルで匿名で買い取り、またネタバレを防ぐため、スタッフは市場に出回っていた原作を可能な限り買い占めた。
横領をめぐる心理的葛藤、「クルマを購入する際の不自然な挙動」や「それを不審に思う警官」など、不安定な心理状態と緊迫感が丁寧に演出され、モノクロながら凄惨な映像と音楽は、数々の作品において模倣やパロディーを繰り返された。
⑥『レイジング・ブル』
“Raging Bull”(1980/米)
➔Rotten Tomatoesで評価を見る【trailer有】
監督:マーティン・スコセッシ
🏆受賞歴
第53回アカデミー賞:主演男優賞/編集賞
第38回ゴールデン・グローブ:男優賞(ドラマ)
●世界ミドル級チャンピオンの栄誉に輝き『ブロンクスの猛牛』と呼ばれた男ジェイク・ラモッタの数奇な人生の浮き沈みを彼の自伝を基に描き、主演のロバート・デ・ニーロは、ミドル級チャンピオンまで上り詰めた鍛え上げられた肉体と、引退後の肥満体型を表現するために体重を27kg増量。徹底した拘りから生まれた造語、「デ・ニーロ・アプローチ」の完成形とも言える役作りを敢行し、アメリカ国内の映画賞を多数獲得した。
⑦『黒い罠』
“Touch Of Evil”(1958/米)
➔Rotten Tomatoesで評価を見る【trailer有】
監督:オーソン・ウェルズ
●アメリカとメキシコの国境地帯を舞台に、メキシコ人麻薬捜査官が悪徳警官の不正捜査を追及するオーソン・ウェルズ監督によるフィルム・ノワール。
➔探偵作家ホイット・マスターソンの国境の町に拡がるどす黒い陰謀を描いた「悪の記章」を原作とする。
⑧『復讐するは我にあり』
“Vengeance Is Mine”(1973/日)
監督:今村昌平
●主演は緒形拳。
➔昭和五十年下期の直木賞を受賞した佐木隆三の同名の原作の映画化、九州、浜松、東京で五人を殺し全国を逃走した男の犯罪を積み重ねた生い立ち、数々の詐欺や女性遍歴と父との相克を描く。
⑨『恐怖の報酬』
“The Wages Of Fear”(1953/仏・伊)
監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
🏆受賞歴
第06回カンヌ国際映画祭:グランプリ/男優賞
第03回ベルリン国際映画祭:金熊賞
●中米を舞台に四人の食いつめ者がニトログリセリンを運搬するスリルを描いたもの。中盤からクライマックス、次々と襲いかかるトラブルをサスペンスで描き出し男たちの人物描写にも最大限の効果を発揮し、吹きだまりに生きる男たちが一攫千金を夢見て危険な仕事に挑むサスペンス映画。
⑩『ゾディアック』
“Zodiac”(2007/米)
➔Rotten Tomatoesで評価を見る【trailer有】
監督:ディヴィッド・フィンチャー
●アメリカ合衆国で実際に起きた連続殺人事件(ゾディアック事件)を追うことで、翻弄され、人生が狂っていく男4人の姿を描いたサスペンス。原作は、実際に起きた事件を追跡した諷刺漫画家ロバート・グレイスミスの『Zodiac』
➔実際の事件に基づいていることもあって、サスペンスよりも人間ドラマに重点が置かれている。