【おすすめ】マイク・リー監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』9作品
- マイク・リー監督が選んだ9作品【“Sight&Sound”誌/2012年】
- *代表作
- 受賞歴
- ①『狂乱のアメリカ』“American Madness”(1932/米)
- ②『アンドレイ・ルブリョフ』“Andrei Rublev”(1966/ソ連)
- ③『怒りのキューバ』“I Am Cuba”(1964/ソ連・玖)
- ④『移民者たち』“The Emigrants”(1971/瑞)
- ⑤『蚊はいかにして行動するか』“How a Mosquito Operates”(1912/米)
- ⑥『突然炎のごとく』“Jules Et Jim”(1962/仏)
- ⑦『ラジオ・デイズ』“Radio Days”(1987/米)
- ⑧『散歩する惑星』“Songs From the Second Floor”(2000/瑞・仏)
- ⑨『東京物語』“Tokyo Story”(1953/日)
マイク・リー監督が選んだ9作品
【“Sight&Sound”誌/2012年】
*代表作
- ➔1993年『ネイキッド』
- Amazonで探す
- 楽天市場で探す
- Yahooショッピングで探す
- 7netで探す
- ➔2010年『家族の庭』
- Amazonで探す
- 楽天市場で探す
- Yahooショッピングで探す
- 7netで探す
- ➔2014年『ターナー、光に愛を求めて』
- Amazonで探す
- 楽天市場で探す
- Yahooショッピングで探す
- 7netで探す
- その他の『マイク・リー監督』の作品を
- ➔Amazonで探す
- ➔楽天市場で探す
- ➔Yahooショッピングで探す
- ➔7netで探す
受賞歴
★アカデミー賞
2010年脚本賞(候補)『家族の庭』
2008年脚本賞(候補)『ハッピー・ゴー・ラッキー』
2004年監督賞/脚本賞(候補)『ヴェラ・ドレイク』
1999年脚本賞(候補)『トプシー・ターヴィー』
1996年監督賞/脚本賞(候補)『秘密と嘘』
★カンヌ国際映画祭
2014年パルム・ドール(候補)『ターナー、光に愛を求めて
2010年パルム・ドール(候補)『家族の庭』
2002年パルム・ドール(候補)『人生は、時々晴れ』
1996年パルム・ドール/国際批評家連盟賞(受賞)『秘密と嘘』
1993年パルム・ドール(候補)/監督賞(受賞)『ネイキッド』
★ヴェネチア国際映画祭
2004年金獅子賞(受賞)『ヴェラ・ドレイク』
1988年国際評論家賞(受賞)『ビバ!ロンドン! ハイ・ホープス』
①『狂乱のアメリカ』
“American Madness”(1932/米)
監督:フランク・キャプラ
●「素晴らしき哉、人生」や「スミス都へ行く」で知られるフランク・キャプラ監督が1932年に撮った作品で1929年の大恐慌からわずか3年で、キャプラの作風である主人公は絶体絶命の危機に追い込まれながら、最後は良心や絆や愛によって救いがもたらされるというテーマを盛り込みつつ、大恐慌を描いた作品である。
②『アンドレイ・ルブリョフ』
“Andrei Rublev”(1966/ソ連)
監督:アンドレイ・タルコフスキー
🏆受賞歴
第22回カンヌ国際映画祭:国際批評家賞
●15世紀初頭のモスクワ大公国を舞台に、ロシア美術史上不世出の天才画家として有名なイコン画家アンドレイ・ルブリョフの苦悩と模索を描く、当時の社会と民衆の関わりを巨視的に捉えた全体で二部構成。
③『怒りのキューバ』
“I Am Cuba”(1964/ソ連・玖)
監督:ミハイル・カラトーゾフ
●1964年のソ連とキューバの合作で、撮影監督のセルゲイ・ウルセフスキーとともに鮮烈な映像を生み出したが、当時はソ連・キューバのどちらからも評価されなかった。バティスタ政権末期のキューバの社会的・政治的雰囲気を描き当時のキューバ革命の正当性を訴えるプロパガンダ映画。
④『移民者たち』
“The Emigrants”(1971/瑞)
監督:ヤン・トロエル
🏆受賞歴
第29回ゴールデングローブ賞:外国映画賞/女優賞
●スウェーデン現代作家ヴィルヘルム・モーベルイの4部からなる長編小説の映画化。19世紀中頃、スウェーデンからアメリカへ渡った農民一家の苦闘を2部作で描いており、第1部にあたる本作では、貧しい小作人のニルソン一家のミネソタまでの遠く長い道程を丹念に描いている。
⑤『蚊はいかにして行動するか』
“How a Mosquito Operates”(1912/米)
監督:ウィンザー・マッケイ
●『蚊はいかにして行動するか』は、巨漢の男の睡眠を邪魔しようとする、まるで巨大な怪物のように見える一匹の蚊の話で男の血液を吸うたびに蚊の腹部が膨れていき、ついには破裂する。
⑥『突然炎のごとく』
“Jules Et Jim”(1962/仏)
監督:フランソワ・トリュフォー
●原作はアンリ=ピエール・ロシェの小説。
➔ジャンヌ・モロー演じるカトリーヌの奔放で開放的なキャラクターは多くの女性から共感を得て、トリュフォーのもとには「カトリーヌはわたしです」という内容の手紙が世界中から届いたという。特に当時女性解放運動が活発化しつつあったアメリカとイギリスでは、フランス映画としては異例のヒットを記録した。
⑦『ラジオ・デイズ』
“Radio Days”(1987/米)
➔Rotten Tomatoesで評価を見る【trailer有】
監督:ウディ・アレン
●世界恐慌による不景気から抜け出し始めた第二次大戦直後のニューヨークを舞台に、世俗的な現実よりも、ファンタジックな生き方により強く惹かれているある一家の平凡だが幸福に充ちた生活を描く。また、大半のアメリカ人にとって、テレビが居間に入って来るずっと以前の、ラジオが家族の団欒の中心であった頃の古き良きアメリカへの郷愁を、コミカルに、また軽いタッチで描いた作品。
⑧『散歩する惑星』
“Songs From the Second Floor”(2000/瑞・仏)
➔Rotten Tomatoesで評価を見る【trailer有】
監督:ロイ・アンダーソン
🏆受賞歴
第53回カンヌ国際映画祭:審査員賞
●カンヌの国際広告祭で8度のグランプリに輝いているCF界の巨匠、ロイ・アンダーソンの構想に20年、撮影に4年を費やしたという不条理ムービー。どこかの惑星で展開するブラックでシュールな出来事の数々を、CGを一切使わずアナログ感たっぷり描く。
⑨『東京物語』
“Tokyo Story”(1953/日)
➔Rotten Tomatoesで評価を見る【trailer有】
監督:小津安二郎
●1953年に公開されたモノクロの日本映画。
➔上京した年老いた両親とその家族たちの姿を通して、家族の絆、夫婦と子供、老いと死、人間の一生、戦後変わりつつある家族の関係というテーマを冷徹な視線で描き人間の生と死までをも見つめた深淵なドラマ。