【おすすめ】ミロス・フォアマン監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品
- ミロス・フォアマン監督が選んだ10作品【SIGHT/VOL.25/AUTUMN(2005)】
- *代表作
- 受賞歴
- ①『フェリーニのアマルコルド』“Amarcord”(1973/伊・仏)
- ②『アメリカン・グラフィティ』“American Graffiti”(1973/米)
- ③『市民ケーン』“Citizen Kane”(1941/米)
- ④『街の灯』“City Lights”(1931/米)
- ⑤『ディア・ハンター』“The Deer Hunter”(1977/米)
- ⑥『天井桟敷の人々』“Les enfants du Paradis”(1945/仏)
- ⑦『ジャイアンツ』“Giant”(1956/米)
- ⑧『ゴッドファーザー』“The Godfather”(1972/米)
- ⑨『ミラノの奇蹟』“Miracolo a Milano”(1951)
- ⑩『レイジング・ブル』“Raging Bull”(1980/米)
ミロス・フォアマン監督が選んだ10作品
【SIGHT/VOL.25/AUTUMN(2005)】
*代表作
- ➔1975年『カッコーの巣の上で』
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- ➔1996年『ラリー・フリント』
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- ➔1999年『マン・オン・ザ・ムーン』
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受賞歴
★アカデミー賞
第48回監督賞(受賞)『カッコーの巣の上で』
第57回監督賞(受賞)『アマデウス』
第69回監督賞(ノミネート)『ラリー・フリント』
★カンヌ国際映画祭
第24回パルム・ドール(ノミネート)審査員特別グランプリ(受賞)
『パパ/ずれてるゥ!』
★ベルリン国際映画祭
第47回銀熊(監督)賞(受賞)『マン・オン・ザ・ムーン』
第50回金熊賞(受賞)『ラリー・フリント』
★ゴールデン・グローブ
第33回監督賞(受賞)『カッコーの巣の上で』
第42回監督賞(受賞)『アマデウス』
第54回監督賞(受賞)『ラリー・フリント』
①『フェリーニのアマルコルド』
“Amarcord”(1973/伊・仏)
監督:フェデリコ・フェリーニ
🏆受賞歴
第47回アカデミー賞:外国語映画賞
●コメディ・ドラマ映画で1930年代を舞台にフェデリコ・フェリーニ自身にとって生涯忘れ得ぬ一年間の物語。
➔「アマルコルド」とはフェリーニの故郷である北部イタリアのリミニ地方の今はもう死語になっている言葉で『エム・エルコルド(私は覚えている)』という言葉がなまったもの。
②『アメリカン・グラフィティ』
“American Graffiti”(1973/米)
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監督:ジョージ・ルーカス
🏆受賞歴
第31回ゴールデングローブ賞:
作品賞(コメディ/ミュージカル)/有望若手男優賞
●車とセックスとロックンロールに青春のエネルギーを発散させる、1962年のアメリカ地方都市に生きる若者たちの生態を、監督自身が青春時代を過ごした60年代のモデストを舞台の高校生活をベースに描いた青春映画。
➔低予算で製作されたため「興行的に最も成功した映画」とも言われた。
*当時は無名だったリチャード・ドレイファス、ハリソン・フォード、ロン・ハワード、チャールズ・マーティン・スミスというアメリカ映画を代表する大スター・売れっ子監督になっていった。
③『市民ケーン』
“Citizen Kane”(1941/米)
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監督:オーソン・ウェルズ
🏆受賞歴
第14回アカデミー賞:脚本賞
候補:作品賞/主演男優賞/監督賞/ドラマ音楽賞/録音賞/美術監督賞/撮影賞編集賞
●製作/脚本/監督/主演を当時25歳でやってのけた監督デビュー作。
➔ウィリアム・ランドルフ・ハーストをモデルにした新聞王ケーンが最期に残した言葉の謎を探るために新聞記者がケーンの過去を知る人々を取材していくうちに、ケーンの孤独で波乱な生涯が浮かび上がっていくというものであるが、ハーストはこの内容が侮辱と捉え、映画の公開を阻止するために様々な妨害を行った。
➔こうした妨害運動により第14回アカデミー賞では作品賞など9部門にノミネートされながら、脚本賞のみの受賞にとどまった。しかし、通常の時間配列を無視した大胆な構成や、斬新な映像表現などにより、現在に至るまで世界映画史上のベストワンとして高く評価されている。
④『街の灯』
“City Lights”(1931/米)
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監督:チャーリー・チャップリン
●チャールズ・チャップリンが監督・脚本・製作・主演したコメディ映画。
➔1931年、押し寄せるトーキー化の波に逆らいサイレント映画だが音楽付きのサウンド版として公開されたこの作品は、ひとりの浮浪者と盲目の娘との愛のやりとりを、パントマイムと僅かな字幕で表現しているチャップリンの演出や心理描写のうまい名作。
⑤『ディア・ハンター』
“The Deer Hunter”(1977/米)
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監督:マイケル・チミノ
🏆受賞歴
第51回アカデミー賞:
作品賞/監督賞/助演男優賞/音響賞/編集賞
第36回ゴールデングローブ賞:監督賞
●ロバート・デ・ニーロ/クリストファー・ウォーケン/ジョン・カザールが出演する、1960年代末期におけるベトナム戦争での過酷な体験が原因で心身共に深く傷を負った若き3人のベトナム帰還兵の生と死、彼らと仲間たちの友情を描く。
⑥『天井桟敷の人々』
“Les enfants du Paradis”(1945/仏)
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監督:マルセル・カルネ
●第二次世界大戦中、ヴィシー政権下にあったフランスで製作されたフランス映画でフランス映画史に残る名作と言われる。製作期間に3年3ヵ月を費やし、製作費は16億円にのぼり作品は第一幕と第二幕の2幕構成になっている前後編3時間半、当時としては破格の規模で作られた大作映画となった。
➔各国の映画評論家から高い評価を受ける作品でもあり、数々の賞を受賞しただけでなく、後年の映画批評家等を対象にしたランキングでも上位にランキングされる、文字通りの名作。
⑦『ジャイアンツ』
“Giant”(1956/米)
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監督:ジョージ・スティーブンス
🏆受賞歴
第29回アカデミー賞:監督賞
●『シマロン』などの小説で知られる女流作家エドナ・ファーバーが書き終えるのに12年間かかったベストセラー小説を映画化。
➔女性の自立の問題や人種問題などの問題に対してもこの時代としては、先駆的な問題意識を観客に届けている。
⑧『ゴッドファーザー』
“The Godfather”(1972/米)
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監督:フランシス・フォード・コッポラ
🏆受賞歴
第45回アカデミー賞:作品賞/主演男優賞/脚色賞
第30回ゴールデン・グローブ:
作品賞/監督賞/主演男優賞 (ドラマ部門)/助演男優賞/脚本賞/作曲賞
●巨大なマフィアの内幕を描いたマリオ・プーゾのベストセラー小説『ゴッドファーザー』の映画化。 公開当時にはあまり知られていなかったマフィアの世界を一般に知らしめ、現在に至るまでそのステレオタイプを確立した映画。
➔有名な話で、黒澤明監督作品である『悪い奴ほどよく眠る』の結婚披露宴から始まるという展開に感銘を受け本作でも採用した。という話がある。
⑨『ミラノの奇蹟』
“Miracolo a Milano”(1951)
監督:ヴィットリオ・デ・シーカ
🏆受賞歴
第04回カンヌ映画祭:パルム・ドール/国際映画批評家連盟賞
●「自転車泥棒」のヴィットリオ・デ・シーカが監督した1951年の作品で、同年カンヌ国際映画祭においてグランプリを獲得した幻想的風刺劇。
⑩『レイジング・ブル』
“Raging Bull”(1980/米)
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監督:マーティン・スコセッシ
🏆受賞歴
第53回アカデミー賞:主演男優賞/編集賞
第38回ゴールデン・グローブ:男優賞(ドラマ)
●世界ミドル級チャンピオンの栄誉に輝き『ブロンクスの猛牛』と呼ばれた男ジェイク・ラモッタの数奇な人生の浮き沈みを彼の自伝を基に描き、主演のロバート・デ・ニーロは、ミドル級チャンピオンまで上り詰めた鍛え上げられた肉体と、引退後の肥満体型を表現するために体重を27kg増量。徹底した拘りから生まれた造語、「デ・ニーロ・アプローチ」の完成形とも言える役作りを敢行し、アメリカ国内の映画賞を多数獲得した。