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【おすすめ】ペドロ・アルモドバル監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品

ペドロ・アルモドバル監督が選んだ10作品
【エスクァイアマガジンジャパン/2000年3月】

映画監督のペドロ・アルモドバルという男

*代表作

受賞歴

アカデミー賞

第75回監督賞(ノミネート)/脚本賞(受賞)
『トーク・トゥ・ハー』

カンヌ国際映画祭

第64回パルム・ドール(ノミネート)『私が、生きる肌』
第62回パルム・ドール(ノミネート)『抱擁のかけら』
第59回パルム・ドール(ノミネート)/脚本賞(受賞)
『ボルベール <帰郷>』

第52回パルム・ドール(ノミネート)/監督賞(受賞)
『オール・アバウト・マイ・マザー』

ヴェネツィア国際映画祭

1998年第45回脚本賞(ノミネート)
『神経衰弱ぎりぎりの女たち』

①『イタリア旅行』
“Viaggio in Italia”(1953/伊)

ロベルト・ロッセリーニ監督のイタリア旅行という映画

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監督:ロベルト・ロッセリーニ

結婚生活が危機にあるとある夫婦のイタリア旅行の道中を描く。

ゴダール に“男と女と一台の車とカメラがあれば映画ができる”と言わしめた、ヌーヴェルヴァーグ の原石的傑作とされた映画。

②『哀愁の湖』
“Leave Her to Heaven”(1945/米)

哀愁の湖という映画

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監督:ジョン・M・スタール

🏆受賞歴

第18回アカデミー賞:撮影賞(カラー)

ベン・エイムズ・ウィリアムズの小説を映画化したテクニカラー撮影によるフィルム・ノワールの代表作品で、女のニュロティックな心理を描くメロドラマ。

“Leave Her to Heaven”はシェイクスピアの『ハムレット』からの引用。

③『オープニング・ナイト』
“Opening Night”(1977/米)

ジョン・カサヴェテス監督のオープニング・ナイトという映画

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監督:ジョン・カサヴェテス

🏆受賞歴

第28回ベルリン国際映画祭:女優賞

舞台公演の初日を控えた女優の苦悩と動揺の日々を描くドラマ

④『アパートの鍵貸します』
“The Apartment”(1960/米)

ビリー・ワイルダー監督のアパートの鍵貸しますという映画

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監督:ビリー・ワイルダー

🏆受賞歴

第33回アカデミー賞:

作品賞/監督賞/脚本賞/美術賞 (白黒部門)/編集賞受賞

ビリー・ワイルダーが「お熱いのがお好き」につづいて製作・監督したサラリーマンの悲哀と恋物語を鮮やかに描き出しているロマンチック・コメディ。

⑤『生きるべきか死ぬべきか』
“To Be Or Not To Be”(1942/米)

1942年の生きるべきか死ぬべきかという映画

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監督:エルンスト・ルビッチ

第二次世界大戦直前、ドイツの侵攻が始まったワルシャワを舞台に、シェイクスピアの「ハムレット」を上演していた劇団が諜報戦に巻き込まれる中、大奮闘する過程をスピーディーに描いたコメディでポーランドの国民賛歌のような意味合いを持った作品。

⑥『エル』“El”(1952/墨)

ルイス・ブニュエル監督のエルという映画

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監督:ルイス・ブニュエル

一人の男が女性に一目惚れして結婚に至るが、彼女を束縛するあまりに強迫観念に捕われ気が狂ってしまい、異常になっていく様を描く。

⑦『ゲームの規則』
“La Regle du Jeu”(1939/仏)

ジャン・ルノワール監督のゲームの規則という映画

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監督:ジャン・ルノワール

狩りに集まった上流階級の恋愛遊戯を描く社会風刺劇。

バロック音楽の精神にのって登場人物が動き回るような映画を作りたいと撮りあげた、映画によるフランス・バロックへのオマージュ。狂言回し的人物をルノワール自身が演じている。群像劇のなかで『ゲームの規則』に囚われながら、人間社会の構造と戦争へと傾いていく時代の風潮を暗に批判している。

⑧『静かなる男』
“The Quiet Man”(1952/米)

1952年に作られた静かなる男という映画

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監督:ジョン・フォード

🏆受賞歴

第25回アカデミー賞:監督賞/撮影賞(カラー)
第13回ベネチア国際映画祭:国際賞/国際カトリック映画事務局賞

アメリカを離れて自分のルーツであるアイルランドに移り住む主人公には、アイルランド移民の子であるジョン・フォード自身の郷愁がこめられており、そのアイルランドを舞台に、悲痛な過去を背負ったことから物静かな人間になった男が一目惚れした女性と結婚するためにある障害を乗り越えようと奮闘する姿を描いた人情喜劇。

⑨『過去を逃れて』
“Out of the Past”(1947/米)

ジャック・ターナー監督の過去を逃れてという映画

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監督:ジャック・ターナー

恋人と逃亡したギャングの愛人を探す私立探偵が逆に彼女の魅力の虜となり逃亡生活を送ることになった悲劇を描くフィルム・ノワール。

⑩『北北西に進路を取れ』
“North By Northwest”(1959/米)

1959年に作られた北北西に進路を取れという映画

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監督:アルフレッド・ヒッチコック

スリラー映画お得意のアルフレッド・ヒッチコックが「めまい」につづいて監督した、恋とスリルに満ちたサスペンス・ドラマで殺人容疑の汚名をかけられ、国際的な陰謀に巻き込まれる一人の男の奮闘を、圧倒的なサスペンスとアクションで畳みかける。