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【おすすめ】リチャード・レスター監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品

リチャード・レスター監督が選んだ10作品
【エスクァイアマガジンジャパン/2000年3月】

映画監督のリチャード・レスターという男

*代表作

受賞歴

カンヌ国際映画祭

1965年第18回パルム・ドール/青少年向映画国際批評家賞(受賞)『ナック』

①『ぼくの伯父さんの休暇』
“Les Vacances de Monsieur Hulot”(1952/仏)

ジャック・タチ監督のぼくの伯父さんの休暇という映画

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監督:ジャック・タチ

🏆受賞歴

第06回カンヌ国際映画祭:国際批評家賞

コメディアンであり、映画監督であるジャック・タチの、当たり役である「ユロさん」を自作自演したシリーズ作。

海辺の避暑地にやって来て、バカンスを楽しむユロが、行く先々で珍妙な騒動を巻き起こす。ストーリーらしいストーリーは存在せず、短いスケッチを並べて一つの作品に仕立てている風刺コメディ作品。

②『キートン将軍』
“The General”(1926/米) 

バスター・キートン監督のキートン将軍という映画

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監督:バスター・キートン

南北戦争のアメリカで、北軍スパイに機関車ジェネラル号と恋人をさらわれた機関士が孤軍奮闘の末取り戻す様を描く冒険活劇でありコメディ。

別邦題に「キートンの大列車追跡」「キートンの大列車強盗」がある。

③『定職』
“Il Posto”(1961/伊)

エルマンノ・オルミ監督の定職という映画

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監督:エルマンノ・オルミ

④『ファニーとアレクサンデル』
“Fanny and Alexander”(1984/瑞)

イングマール・ベルイマン監督のファニーとアレクサンデルという映画

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監督:イングマール・ベルイマン

🏆受賞歴

第56回アカデミー賞:外国語映画賞/撮影賞/美術賞/衣装デザイン賞
第70回ヴェネツィア国際映画祭:国際評論家賞
第41回ゴールデングローブ賞:外国映画賞

ベルイマンが思いの丈をすべて投入した自伝的大作で、最初から劇場用(3時間強)とTV放映用(5時間)の両方を念頭に製作され、彼のファンの多い日本では後者が公開された。スウェーデンの古い大学町ウプサラを舞台にブルジョワ階級エクダール家の人々の姿を1970年のクリスマスから約2年間の流れの中で描き全5部より構成されている。

⑤『アラビアのロレンス』
“Lawrence Of Arabia”(1962/英)

デイヴィッド・リーン監督のアラビアのロレンスという映画

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監督:デイヴィッド・リーン

🏆受賞歴

第35回アカデミー賞:
作品賞/監督賞/撮影賞/編集賞/美術賞/作曲賞/録音賞

第20回ゴールデングローブ賞:
作品賞 (ドラマ部門) / 監督賞/ 助演男優賞/ 撮影賞

実在のイギリス陸軍将校のトマス・エドワード・ロレンスが率いた、オスマン帝国からのアラブ独立闘争を描いた歴史戦争映画。(上映時間は227分)

⑥『大いなる幻影』
“La Grande Illusion”(1937/仏)

ジャン・ルノワール監督の大いなる幻影という映画

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監督:ジャン・ルノワール

🏆受賞歴

ヴェネツィア国際映画祭:芸術映画賞

第一次世界大戦のフランスとドイツの戦いを背景に、ドイツ軍の捕虜になったフランス人の収容所生活と階級意識、彼らとドイツ人将校との国境を超える友情を描いて、鋭く人道主義的立場から戦争を批判した反戦映画。

⑦『大人は判ってくれない』
“The 400 Blows”(1959/仏)

フランソワ・トリュフォー監督の大人は判ってくれない

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監督:フランソワ・トリュフォー

🏆受賞歴

1959年カンヌ国際映画祭:監督賞

フランソワ・トリュフォー監督の最初の長編映画で映画だけが生きがいの少年を描いたトリュフォー自身の幼少時代の自伝とも言うべき作品。

原題の「Les Quatre Cents Coups」は、フランス語の慣用句「faire les quatre cents coups」(「無分別、放埓な生活をおくる」といった意味)に由来する。

⑧『ナッシュビル』
“Nashville”(1975/米)

ロバート・アルトマン監督のナッシュビルという映画

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監督:ロバート・アルトマン

🏆受賞歴

第48回アカデミー賞:歌曲賞
第33回ゴールデングローブ賞:歌曲賞

アメリカで最も保守的な町といわれ、一方ではカントリー&ウエスタンのメッカとして有名なテネシー州の首都ナッシュビルにて、曲は1時間に亘り、ストーリーラインも幾線にも亘る本作の中で、成功を掴んだ、あるいは成功を夢見る登場人物たち総勢24人が、州内で行われる大統領予備選挙でポピュリズム派の候補者への政権交代に向けた後援コンサートの舞台関係者や政治関係者との人間模様と5日間の行動を通してアメリカの素顔を描く

⑨『七人の侍』
“Seven Samurai”(1954/日)

黒澤明監督の七人の侍という映画

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監督:黒澤明

戦国時代の貧しい農村を舞台に、野盗と化した野武士に立ち向かうべく農民に雇われた侍たちの闘いを描いた言わずと知れた黒澤明監督による日本映画を代表する傑作のひとつ。

⑩『ミッドナイト・ラン』
“Midnight Run”(1988/米)

マーティン・ブレスト監督のミッドナイト・ランという映画

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監督:マーティン・ブレスト

本作では日本で余り馴染みのない米国の司法制度が描かれており、タイトルの意味は、「一晩で終わる簡単な仕事」というスラング。

ロバート・デ・ニーロ演じるバウンティ・ハンターと彼に追われる心優しき犯罪者演じるチャールズ・グローディンとの、逃避行の中で芽生える友情の絆をコミカルに描く。