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【おすすめ】ロジャー・コーマン監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品

ロジャー・コーマン監督が選んだ10作品
【BRUTUSCINEMA/'98年5月】

映画監督のロジャー・コーマンという男

*代表作

①『戦艦ポチョムキン』
“Battleship Potemkin”(1925/ソ連)

セルゲイ・エイゼンシュテイン監督の戦艦ポチョムキンという映画

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監督:セルゲイ・エイゼンシュテイン

第一次ロシア革命と呼ばれる1905年の革命のなか、歴史的事件“ポチョムキン号の反乱”をテーマに製作されたソビエト連邦のサイレント映画。「オデッサの階段」と呼ばれるオデッサの市民を虐殺する場面は映画史上有名なシーンの一つであり、様々なオマージュやパロディを生んでいる共産主義的プロパガンダ映画(現在パブリックドメイン)

②『大いなる幻影』
“La Grande Illusion”(1937/仏)

ジャン・ルノワール監督の大いなる幻影という映画

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監督:ジャン・ルノワール

🏆受賞歴

ヴェネツィア国際映画祭:芸術映画賞

第一次世界大戦のフランスとドイツの戦いを背景に、ドイツ軍の捕虜になったフランス人の収容所生活と階級意識、彼らとドイツ人将校との国境を超える友情を描いて、鋭く人道主義的立場から戦争を批判した反戦映画。

③『捜索者』
“The Searchers”(1956/米)

ジョン・フォード監督の捜索者という映画

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監督:ジョン・フォード

フォード監督いわく「本作は家族の一員になることの出来なかった一匹狼の悲劇」と評している。
公開当時は失敗作とされ同年のアカデミー賞の候補にも選出されなかったが、その後西部劇映画を代表する傑作として再評価され、2008年にアメリカ映画協会によって「最も偉大な西部劇映画第1位」に選出された。

④『羅生門』
“Rashomon”(1950/日)

黒澤明監督の羅生門という映画

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監督:黒澤明

🏆受賞歴

1951年アカデミー賞:
名誉賞(1951年度最優秀外国語映画)

1951年ヴェネチア国際映画祭:
サン・マルコ金獅子賞/イタリア批評家賞

日本にはお馴染みの作品。主演は三船敏郎。

⑤『第七の封印』
“The Seventh Seal”(1957/瑞)

イングマール・ベルイマン監督の第七の封印という映画

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監督:イングマール・ベルイマン
本作品でベルイマンは前年の『夏の夜は三たび微笑む』に続き、1957年度のカンヌ国際映画祭のパルム・ドールに二年連続でノミネートされた。受賞はならなかったものの、本作品は同映画祭の審査員特別賞を受賞。

写真のチェスのシーンはあまりにも有名

⑥『大人は判ってくれない』
“The 400 Blows”(1959/仏)

フランソワ・トリュフォー監督の大人は判ってくれない

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監督:フランソワ・トリュフォー

🏆受賞歴

1959年カンヌ国際映画祭:監督賞

フランソワ・トリュフォー監督の最初の長編映画で映画だけが生きがいの少年を描いたトリュフォー自身の幼少時代の自伝とも言うべき作品。

原題の「Les Quatre Cents Coups」は、フランス語の慣用句「faire les quatre cents coups」(「無分別、放埓な生活をおくる」といった意味)に由来する。

⑦『スター・ウォーズ』
“Star Wars”(1977/米)

ジョージ・ルーカス監督のスター・ウォーズという映画

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監督:ジョージ・ルーカス

🏆受賞歴

第50回アカデミー賞:
編集賞/ 美術賞/ 衣装デザイン賞/ 作曲賞/ 録音賞/ 視覚効果賞

SF映像作品『スター・ウォーズ』シリーズにおける主要実写映画の公開第1作品目。シリーズ主要9部作の中では、ルーク・スカイウォーカーを主人公とする3部作の第1章『エピソード4』に当たる。

⑧『アラビアのロレンス』
“Lawrence Of Arabia”(1962/英)

デイヴィッド・リーン監督のアラビアのロレンスという映画

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監督:デイヴィッド・リーン

🏆受賞歴

第35回アカデミー賞:
作品賞/監督賞/撮影賞/編集賞/美術賞/作曲賞/録音賞

第20回ゴールデングローブ賞:
作品賞 (ドラマ部門) / 監督賞/ 助演男優賞/ 撮影賞

実在のイギリス陸軍将校のトマス・エドワード・ロレンスが率いた、オスマン帝国からのアラブ独立闘争を描いた歴史戦争映画。(上映時間は227分)

⑨『ゴッドファーザー』
“The Godfather”(1972/米)

フランシス・フォード・コッポラ監督のゴッドファーザーという映画

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監督:フランシス・フォード・コッポラ

🏆受賞歴

第45回アカデミー賞:作品賞/主演男優賞/脚色賞

第30回ゴールデン・グローブ:

作品賞/監督賞/主演男優賞 (ドラマ部門)/助演男優賞/脚本賞/作曲賞

巨大なマフィアの内幕を描いたマリオ・プーゾのベストセラー小説『ゴッドファーザー』の映画化。 公開当時にはあまり知られていなかったマフィアの世界を一般に知らしめ、現在に至るまでそのステレオタイプを確立した映画。

有名な話で、黒澤明監督作品である『悪い奴ほどよく眠る』の結婚披露宴から始まるという展開に感銘を受け本作でも採用した。という話がある。

⑩『フランケンシュタイン』
“Frankenstein”(1931/米)

ジェームズ・ホエール監督のフランケンシュタインという映画

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監督:ジェームズ・ホエール

1931年に『魔人ドラキュラ』を大ヒットさせたユニバーサルは、ホラー映画第2弾としてメアリー・シェリーによるゴシック小説の名作『フランケンシュタイン』の映画化し、スローテンポが特徴だった『魔人ドラキュラ』とは対称的に、スリリングな展開を持つ傑作との評価を受け、前作を上回る世界的大ヒットを記録した。