【おすすめ】漫画家・柴門ふみが選ぶ!『ラブ・ストーリー オールタイム・ベスト』10作品
- 漫画家・柴門ふみが選んだラブ・ストーリー10作品【映画遺産200/外国映画篇】
- *代表作
- ①『ロミオとジュリエット』“Romeo and Juliet”(1968/英・伊)
- ②『個人教授』“La Lecon Particuliere”(1968/仏)
- ③『いちご白書』“The Strawberry Statement”(1970/米)
- ④『ジェレミー』“Jeremy”(1973/米)
- ⑤『愛の嵐』“Il Portiere di notte”(1974/伊)
- ⑥『離愁』“Le train”(1973/仏・伊)
- ⑦『恋に落ちて』“Falling in Love”(1984/米)
- ⑧『チョコレート』“Monster's Ball”(2001/米)
- ⑨『バグジー』“Bugsy”(1991/米)
- ⑩『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』“Betty Blue/37°2 le matin”(1986)
漫画家・柴門ふみが選んだラブ・ストーリー10作品
【映画遺産200/外国映画篇】
*代表作
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①『ロミオとジュリエット』
“Romeo and Juliet”(1968/英・伊)
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監督:フランコ・ゼフィレッリ
🏆受賞歴
1968年アカデミー賞:撮影賞/衣装デザイン賞
1968年ゴールデン・グローブ:外国映画賞/有望若手男優賞/有望若手女優賞
●ウィリアム・シェイクスピアの戯曲を映画化、従来の映画化と比較して、より登場人物の実年齢に近づけたキャスティングが行われている。
②『個人教授』
“La Lecon Particuliere”(1968/仏)
監督:ミシェル・ボワロン
●いわゆる、年上女性に恋する高校生の少年という図式の映画の火つけ役になった作品で、ほろ苦く切ない恋を綴った青春ラブロマンス映画の名作。
③『いちご白書』
“The Strawberry Statement”(1970/米)
監督:スチュアート・ハグマン
🏆受賞歴
1970年カンヌ国際映画祭:審査員賞
●1966年から1968年までの体験、特に1968年のコロンビア大学の学園闘争の渦中にいたジェームズ・クーネンの体験記を基に青春映画として作られた作品で、好奇心と下心から学生運動に身を投じたボート部の学生と、活動家の女子大生の恋愛と青春を描く。
④『ジェレミー』
“Jeremy”(1973/米)
監督:アーサー・R・バロン
🏆受賞歴
1973年カンヌ国際映画祭:新人監督賞
●ニューヨークを舞台に全てに冴えなく地味な少年が生まれて初めて出来た彼女に夢中になり互いに深く愛し合うようになるが、境遇の差が二人を離ればなれにする若い男女の切ない純愛を描いたラブ・ロマンス。
⑤『愛の嵐』
“Il Portiere di notte”(1974/伊)
監督:リリアーナ・カヴァーニ
●ナチズムに翻弄された男女の倒錯した愛とエロスを通して、ナチズムとは何だったかを描く。
⑥『離愁』
“Le train”(1973/仏・伊)
監督:ピエール・グラニエ=ドフェール
●ナチス・ドイツのフランス侵攻を描いたジョルジュ・シムノンの小説の映画化、第二次世界大戦中のフランスを舞台に、人々がすし詰めになった貨物列車の車内で出会った行きずりの妻子ある中年男とドイツ生まれのユダヤ女に芽生えた、束の間の絶望的な愛と別れを描く。
⑦『恋に落ちて』
“Falling in Love”(1984/米)
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監督:ウール・グロスバード
●ニューヨークを舞台に、同じ通勤列車に乗り合わせた事をきっかけに急速にお互いを意識し始め、精神的にも魅かれ合って行く互いに夫、妻をもつ男女の愛をロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープの名優共演で描く純愛映画。
⑧『チョコレート』
“Monster's Ball”(2001/米)
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監督:マーク・フォースター
🏆受賞歴
2001年アカデミー賞:主演女優賞
2002年ベルリン国際映画祭:銀熊賞(女優賞)
●根強い人種差別的思想を抱えた死刑囚棟の元看守の孤独な白人男が、ある悲劇をきっかけに自らの生き方に疑問を抱き、やがて死刑囚の妻である黒人女性と恋に落ちていき人生を取り戻そうとする、人種への偏見問題も孕んだ恋愛をシビアに描いた人間ドラマ。
⑨『バグジー』
“Bugsy”(1991/米)
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監督:バリー・レヴィンソン
🏆受賞歴
1991年アカデミー賞:美術賞/衣装デザイン賞
1991年ゴールデン・グローブ:作品賞(ドラマ)
●実在のギャング「ベンジャミン・バグジー・シーゲル」をモデルに、愛する女のために何も無かった砂漠にラスベガスを築くまでの野望と半生を描くドラマ。
⑩『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』
“Betty Blue/37°2 le matin”(1986)
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監督:ジャン・ジャック・ベネックス
●女優「ベアトリス・ダル」のデビュー作であり代表作。原作はフィリップ・ジャンの同名小説で、情熱的な若い女ベティ・ブルーと作家を目ざす青年の本能のままに愛し合う姿を赤裸々に描写した、その衝撃的な内容とビジュアルで公開当時はパリを始め、世界的なロングランヒットとなった。
*原題である「37度2分・朝」は基礎体温の記録表記から。