【おすすめ】漫画家・花沢健吾が選ぶ!『ゼロ年代オールタイム・ベスト』10作品
- 漫画家・花沢健吾が選んだ10作品【映画秘宝’10年2月号】
- *代表作
- ①『ヒトラー ~最期の12日間~』“Der Untergang”(2004/独・伊・墺)
- ②『スターリングラード』“Enemy at the Gates”(2001/米)
- ③『ジョゼと虎と魚たち』“JOSEE, THE TIGER AND THE FISH”(2003/日)
- ④『キングダム/見えざる敵』“The Kingdom”(2007/米)
- ⑤『ロード・オブ・ザ・リング』“The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring”(2001/米・新西)
- ⑥『リンダ リンダ リンダ』“”(2005/米)
- ⑦『ドーン・オブ・ザ・デッド』“Dawn of the Dead”(2004/米)
- ⑧『グエムル -漢江の怪物-』“THE HOST”(2006/韓)
- ⑨『ノーカントリー』“No Country for Old Men”(2007/米)
- ⑩『殺人の追憶』“Memories of Murder”(2003/韓)
漫画家・花沢健吾が選んだ10作品
【映画秘宝’10年2月号】
*代表作
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①『ヒトラー ~最期の12日間~』
“Der Untergang”(2004/独・伊・墺)
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監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
● 1945年4月のベルリン市街戦を背景に彼の個人秘書を務めたトラウドゥル・ユンゲの目を通して、ドイツ国総統アドルフ・ヒトラーの総統地下壕における最期の12日間の様子を描く実録ドラマ。
②『スターリングラード』
“Enemy at the Gates”(2001/米)
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監督:ジャン=ジャック・アノー
● 第2次世界大戦のスターリングラード戦を舞台に、ソビエト連邦の狙撃兵として活躍し、英雄となった実在の人物ヴァシリ・ザイツェフの生きざまを壮大なスケールで描いた戦争ドラマ。
③『ジョゼと虎と魚たち』
“JOSEE, THE TIGER AND THE FISH”(2003/日)
監督:犬童一心
● 田辺聖子の同名小説を原作に、大阪を舞台にして不思議な雰囲気を持つ足の不自由な女の子ジョゼと、平凡な大学生の青年の出会いから別れまでを美しい映像で描く。
④『キングダム/見えざる敵』
“The Kingdom”(2007/米)
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監督:ピーター・バーグ
● サウジアラビアを舞台に、1996年米国人も犠牲になったサウジアラビアでのホバル・タワー爆破事件を基に、自爆テロによって仲間を失ったFBIの精鋭たちが現地に乗り込み、サウジの捜査当局との摩擦を乗り越えテロ首謀者を追い詰めていく壮絶な闘いを描くサスペンス・アクション。
⑤『ロード・オブ・ザ・リング』
“The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring”(2001/米・新西)
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監督:ピーター・ジャクソン
🏆受賞歴
2001年アカデミー賞:撮影賞/作曲賞/メイクアップ賞/視覚効果賞
●J・R・R・トールキンの大ベストセラー同名小説を基に、絶大な力を秘めた「指輪」をめぐり、選ばれし旅の仲間9人と、冥王復活を目論む闇の軍勢との戦いと冒険を描く壮大なファンタジーの、3部作中の第1部。
⑥『リンダ リンダ リンダ』
“”(2005/米)
監督:山下敦弘
●文化祭での本番を3日後に控え、『ブルーハーツ』を即席バンドでコピーすることになった女子高生4人組の青春模様を描く青春ドラマ。
⑦『ドーン・オブ・ザ・デッド』
“Dawn of the Dead”(2004/米)
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監督:ザック・スナイダー
● 壮絶な残酷描写と迫り来る終末観を見事に映像化してホラー映画の金字塔となったジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ(1978)」を現代的な解釈でリメイク、生存した人物たちをグランドホテル形式で描いており、「走るゾンビ」という新たな設定により、オリジナルとは違ったサバイバルアクションとなっている。
⑧『グエムル -漢江の怪物-』
“THE HOST”(2006/韓)
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監督:ポン・ジュノ
●ソウル市内を流れる河・漢江を舞台に、突如あらわれた謎の巨大生物に娘をさらわれたパク一家の人々が、政府の理解を得られぬまま家族の結束だけを頼りに娘を救出すべく奮闘するモンスター・アクション。
⑨『ノーカントリー』
“No Country for Old Men”(2007/米)
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監督:イーサン・コーエン/ジョエル・コーエン
🏆受賞歴
2007年アカデミー賞:作品賞/助演男優賞/監督賞/脚色賞
2007年ゴールデン・グローブ:助演男優賞/脚本賞
●コーマック・マッカーシーの戦慄の犯罪小説『血と暴力の国』を原作に、アメリカとメキシコの国境地帯を舞台に、麻薬取引の大金を巡って執拗なまでに標的を追いつめる殺人マシーンの凄惨な殺戮劇が繰り広げられるスリラーを、原作の持つ神話的スケールそのままに描き出す。
⑩『殺人の追憶』
“Memories of Murder”(2003/韓)
監督:ポン・ジュノ
●軍事政権下で比較的治安のよかった1980年代に発生し、6年間で10人の犠牲者を出した華城連続殺人事件という未解決連続殺人事件を基にした戯曲の映画化作品、実在の事件を題材にしているが原作は戯曲であり、映画はあくまでフィクション。