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【おすすめ】塚本晋也監督が選ぶ!『日本映画オールタイム・ベスト』10作品

塚本晋也監督が選んだ10作品
【映画遺産200/日本映画篇】

映画監督の塚本晋也という男

*代表作

受賞歴

ヴェネチア国際映画祭

2002年コントロ・コレンテ部門 審査員特別賞(受賞)『六月の蛇』

①『赤い殺意』
“Unholy Desire”(1964/日)

今村昌平監督の赤い殺意という映画

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監督:今村昌平

あることから強盗の子供を身ごもってしまうという事件をきっかけに逞しく成長していく女の姿を描く。

②『七人の侍』
“Seven Samurai”(1954/日)

黒澤明監督の七人の侍という映画

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監督:黒澤明

戦国時代の貧しい農村を舞台に、野盗と化した野武士に立ち向かうべく農民に雇われた侍たちの闘いを描いた言わずと知れた黒澤明監督による日本映画を代表する傑作のひとつ。

③『青春の蹉跌』(1974/日)

神代辰巳監督の青春の蹉跌という映画

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監督:神代辰巳

70年安保終焉の虚無感、青春の情熱、孤独、焦燥を描いた石川達三の同名小説を基に、社会への一歩を踏み出そうとする青年の、情熱、孤独感、焦燥、そして破滅に至るまでの生きるための闘いを描く。

④『股旅』
“The Wanderers”(1973/日)

市川崑監督の股旅という映画

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監督:市川崑

脚本は谷川俊太郎、監督は市川崑で、初めてのATG作品。

ヤクザの世界で名を売ろうと、社会の底辺で、自由を求めて、流れ、流れる懸命にもがく3人の若者の姿を描いた、異色の青春アウトロー時代劇。

⑤『不良少年』
“Bad Boys”(1961/日)

羽仁進監督の不良少年という映画

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監督:羽仁進

非行少年の外での生活と少年院での姿を、羽仁進が脚本・監督した記録映画的手法による劇映画。

⑥『肉弾』
“The Human Bullet”(1968/日)

岡本喜八監督の肉弾という映画

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監督:岡本喜八

特攻隊員となった「あいつ」と呼ばれる主人公が作戦遂行直前に与えられた一日だけの休日に体験した出来事を通して戦争の愚かさと取り戻すことの出来ない幾多の青春への思いをコミカルなタッチで痛切に描く戦争ドラマの傑作。

⑦『となりのトトロ』
“My Neighbor, Totoro”(1988/日)

宮﨑駿監督のとなりのトトロという映画

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監督:宮﨑駿

昭和30年代を舞台に豊かな自然と美しい四季があふれる田舎に越してきた草壁一家と、不思議な生き物「トトロ」との交流を描くファンタジーアニメ。

⑧『台風クラブ』
“Typhoon Club”(1985/日)

相米慎二監督の台風クラブという映画

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監督:相米慎二

台風の接近とともに、日頃の鬱屈した感情の高ぶりを見せ騒乱状態に陥る中学三年生たちの4日間の姿を瑞々しくも思春期の少年少女たちの危うさ・脆さを描き出した青春映画の傑作。

⑨『青春の殺人者』
“The Youth Killer”(1976/日)

長谷川和彦監督の青春の殺人者という映画

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監督:長谷川和彦

千葉県市原市で実際に起こった事件に取材した芥川賞作家中上健次の小説『蛇淫』をもとに、不確かな理由で両親を殺害してしまった青年の破滅への道を通して、現代の青春像を描き上げる長谷川和彦の監督デビュー作。

⑩『大地の子守歌』
“Lullaby of the Good Earth”(1976/日)

増村保造監督の大地の子守歌という映画

監督:増村保造

祖母が死をきっかけに13歳にして瀬戸内海の小さな島に売春婦として売られた少女が、苛酷な運命に耐えたくましく生きつづける姿を描く。