【おすすめ】北野武監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品
- 北野武監督が選んだ10作品【Combustible Celluloid - Top Ten Lists of Critics and Filmmakers】
- *代表作
- 受賞歴
- ①『天井桟敷の人々』“Les enfants du Paradis”(1945/仏)
- ②『2001年宇宙の旅』“2001: A Space Odyssey”(1968/米・英)
- ③『時計じかけのオレンジ』“A CLOCKWORK ORANGE”(1971/米)
- ④『七人の侍』“Seven Samurai”(1954/日)
- ⑤『L.A.大捜査線/狼たちの街』“To Live and Die in L.A.”(1985/米)
- ⑥『ガルシアの首』“Bring Me the Head of Alfredo Garcia”(1974/米)
- ⑦『ダークマン』“Darkman”(1990/米)
- ⑧『狂い咲きサンダーロード』“Crazy Thunder Road”(1980/日)
- ⑨『ワイルド・アット・ハート』“Wild at Heart”(1990/米)
- ⑩『鉄道員』“The Railroad Man”(1956/伊)
北野武監督が選んだ10作品
【Combustible Celluloid - Top Ten Lists of Critics and Filmmakers】
*代表作
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受賞歴
★カンヌ国際映画祭
2010年パルム・ドール(候補)『アウトレイジ』
1999年パルム・ドール(候補)『菊次郎の夏』
★ヴェネチア国際映画祭
2003年監督賞(受賞)『座頭市』
1997年金獅子賞(受賞)『HANA-BI』
①『天井桟敷の人々』
“Les enfants du Paradis”(1945/仏)
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監督:マルセル・カルネ
●第二次世界大戦中、ヴィシー政権下にあったフランスで製作されたフランス映画でフランス映画史に残る名作と言われる。製作期間に3年3ヵ月を費やし、製作費は16億円にのぼり作品は第一幕と第二幕の2幕構成になっている前後編3時間半、当時としては破格の規模で作られた大作映画となった。
➔各国の映画評論家から高い評価を受ける作品でもあり、数々の賞を受賞しただけでなく、後年の映画批評家等を対象にしたランキングでも上位にランキングされる、文字通りの名作。
②『2001年宇宙の旅』
“2001: A Space Odyssey”(1968/米・英)
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監督:スタンリー・キューブリック
🏆受賞歴
第41回アカデミー賞:アカデミー視覚効果賞受賞
●当初キューブリックは美術担当として漫画家の手塚治虫の協力を仰いだが、当時の手塚は連載漫画の他に、テレビアニメ番組を多数抱え、日本国外での映画制作に携わることは物理的に不可能であったため、オファーを断ったというエピソードがある。
③『時計じかけのオレンジ』
“A CLOCKWORK ORANGE”(1971/米)
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監督:スタンリー・キューブリック
●暴力やセックスなど、欲望の限りを尽くす荒廃した自由と、完全に管理された全体主義社会で、あまりあるエネルギーをもてあそぶティーン・エイジャーの理由なき反抗とジレンマを描く風刺的作品。
④『七人の侍』
“Seven Samurai”(1954/日)
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監督:黒澤明
●戦国時代の貧しい農村を舞台に、野盗と化した野武士に立ち向かうべく農民に雇われた侍たちの闘いを描いた言わずと知れた黒澤明監督による日本映画を代表する傑作のひとつ。
⑤『L.A.大捜査線/狼たちの街』
“To Live and Die in L.A.”(1985/米)
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監督:ウィリアム・フリードキン
●偽札犯に殺された同僚の仇を討つべく悪戦苦闘するシークレット・サービス捜査官の姿を描く。
⑥『ガルシアの首』
“Bring Me the Head of Alfredo Garcia”(1974/米)
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監督:サム・ペキンパー
●大地主の愛娘を誑かした男の首に懸けられた100万ドルを巡って、一匹狼と賞金稼ぎたちによる激しい銃撃戦が勃発する。
⑦『ダークマン』
“Darkman”(1990/米)
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監督:サム・ライミ
●殺し屋によって瀕死の火傷を負わされ、苦痛を遮断するための治療で視床下部の神経を切断されながらも自らの開発した人工皮膚によって蘇った男『ダークマン』の、現代版「オペラ座の怪人」とも言うべきモダン・クラシカルな復讐譚。
⑧『狂い咲きサンダーロード』
“Crazy Thunder Road”(1980/日)
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監督:石井聰亙
●幻の街サンダーロードを舞台に、権力の力に下った暴走族や右翼に戦いを挑む暴走少年の姿を描く。
➔映画監督の石井聰亙が、当時22歳の日本大学藝術学部映画学科在籍時に卒業制作として発表した映画で、完成後には、学生映画にもかかわらず、全国公開され、劇中歌としてシンガーソングライターの泉谷しげる、ロックバンドの頭脳警察のフロントマンだったパンタによるPANTA&HAL、パンクロックバンドのTHE MODSの楽曲が多数使用された。
⑨『ワイルド・アット・ハート』
“Wild at Heart”(1990/米)
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監督:デヴィッド・リンチ
🏆受賞歴
1990年カンヌ国際映画祭:パルム・ドール
●母親から逃れるためにカリフォルニアへとセックスと暴力に塗れた男女の逃避行を独特の映像感覚で描き出したロードムービー。
⑩『鉄道員』
“The Railroad Man”(1956/伊)
監督:ピエトロ・ジェルミ
🏆受賞歴
1956年カンヌ国際映画祭:国際カトリック映画事務局賞
●第2次世界大戦後のイタリアに生きる庶民の人生の歓びや哀しみを、ある一人の初老の鉄道機関士の姿を通して労働者の一家庭を描くネオ・リアリズム作品。