【おすすめ】ヴィム・ヴェンダース監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品
- ヴィム・ヴェンダース監督が選んだ10作品 【BRUTUSCINEMA/'98年5月】
- *代表作
- 受賞歴
- ①『ユリシーズの瞳』“To vlemma tou Odyssea”(1995/仏)
- ②『暗くなるまでこの恋を』“La Sirène du Mississipi”(1969/仏)
- ③『ライト・スリーパー』“Light Sleeper”(1991/米)
- ④『パリ、18区、夜。』“J'AI PAS SOMMEIL”(1994/仏)
- ⑤『晩春』“Late Spring”(1949/日)
- ⑥『地の塩』“SALT OF THE EARTH”(1953/米)
- ⑦『キング・オブ・コメディー』“The King Of Comedy”(1983/米)
- ⑧『キートンのカメラマン』“The Cameraman”(1928/米)
- ⑨『捜索者』“The Searchers”(1956/米)
- ⑩『レッドライン7000』“Red Line 7000”(1965/米)
ヴィム・ヴェンダース監督が選んだ10作品
【BRUTUSCINEMA/'98年5月】
*代表作
- ➔1982年『ことの次第』
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- ➔1984年『パリ、テキサス』
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- ➔1987年『ベルリン・天使の詩』
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- その他の『ヴィム・ヴェンダース監督』の作品を
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受賞歴
★アカデミー賞
2014年ドキュメンタリー長編賞:
(候補)『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』
2011年ドキュメンタリー長編賞:
(候補)『ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』
1999年ドキュメンタリー長編賞:
(候補)『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』
★カンヌ国際映画祭
2008年パルム・ドール(候補)『パレルモ・シューティング』
2005年パルム・ドール(候補)『アメリカ,家族のいる風景』
1997年パルム・ドール(候補)『エンド・オブ・バイオレンス』
1993年パルム・ドール(候補)審査員グランプリ(受賞)『時の翼にのって』
1987年パルム・ドール(候補)監督賞(受賞)『ベルリン・天使の詩』
1984年パルム・ドール/国際映画批評家連盟(受賞)『パリ、テキサス』
1982年パルム・ドール(候補)『ハメット』
1977年パルム・ドール(候補)『アメリカの友人』
1976年パルム・ドール(候補)国際映画批評家連盟(受賞)『さすらい』
★ヴェネチア国際映画祭
1995年国際評論家賞(受賞)『愛のめぐりあい』
1982年金獅子賞(受賞)『ことの次第』
①『ユリシーズの瞳』
“To vlemma tou Odyssea”(1995/仏)
➔Rotten Tomatoesで評価を見る【trailer有】
監督:テオ・アンゲロプロス
🏆受賞歴
第48回カンヌ国際映画祭:グランプリ/国際映画批評家連盟賞
●回顧上映とバルカン半島最初の映画作家マナキス兄弟についての映画を作るため行方知れずのギリシャ最古の映画フィルムを探し求め、動乱のバルカン半島を彷徨する映画監督の旅を描き、20世紀における映画と歴史と政治の相克に深い瞑想をめぐらした壮大な叙事詩映画。
➔主演はハーヴェイ・カイテル
②『暗くなるまでこの恋を』
“La Sirène du Mississipi”(1969/仏)
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監督:フランソワ・トリュフォー
●監督が愛読したウィリアム・アイリッシュの『暗闇へのワルツ』を原作とし、ジャン=ポール・ベルモンドを起用した、唯一の作品でもある一組の男女をめぐる愛と冒険のミステリー。
➔パリでは不評だったが、日本ではヒットした。
③『ライト・スリーパー』
“Light Sleeper”(1991/米)
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監督:ポール・シュレイダー
●『タクシー・ドライバー』の脚本家のポール・シュレイダーが、ニューヨークに生きる孤独な男の物語を、主演をウィリアム・デフォーに据え、トラヴィスの後日譚を思わせるような設定で描くシリアスな人間ドラマ。
④『パリ、18区、夜。』
“J'AI PAS SOMMEIL”(1994/仏)
監督:クレール・ドニ
●1987年に実際に起こった老女連続殺人事件を中心に、パリのなかでも人種と社会の坩堝である18区に生きる人々のそれぞれの孤独を描きだす群像劇。
➔1994年カンヌ国際映画祭“ある視点”部門出品作品。
⑤『晩春』
“Late Spring”(1949/日)
監督:小津安二郎
●娘の結婚を巡るホームドラマを小津が初めて描いた作品であり、その後の小津作品のスタイルを確立。原作は、作家の広津和郎が熱海に滞在中に書いた小説『父と娘』である。
*小津は本作以前にもホームドラマを数多く手掛けているが、結婚する娘と父の関係を淡々とした日常の中に描いたのは、本作が初となる。
⑥『地の塩』
“SALT OF THE EARTH”(1953/米)
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監督:ハーバート・J・バイバーマン
●亜鉛鉱山労働組合の闘争を通し、様々な差別問題を散りばめて描かれた真実を描く社会派ドラマ。
⑦『キング・オブ・コメディー』
“The King Of Comedy”(1983/米)
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監督:マーティン・スコセッシ
●コメディアン志望の一青年の偏執狂的な売名作戦を描くブラック・コメディで興行的にはそれほど成功しなかったが、黒澤明、松田優作、レオナルド・ディカプリオなど映画人からの評価は高い。
⑧『キートンのカメラマン』
“The Cameraman”(1928/米)
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監督:エドワード・セジウィック
●「キートンの船長(キートンの蒸気船)」「キートンの大学生」と同じくバスター・キートンの主演になる喜劇で原作はクライド・ブラックマン氏とリュウ・リプトン氏の合作。
➔キートンのMGM入社初の作品でその年のMGM作品の中でも抜きん出る興行成績を記録した。
⑨『捜索者』
“The Searchers”(1956/米)
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監督:ジョン・フォード
●フォード監督いわく「本作は家族の一員になることの出来なかった一匹狼の悲劇」と評している。
➔公開当時は失敗作とされ同年のアカデミー賞の候補にも選出されなかったが、その後西部劇映画を代表する傑作として再評価され、2008年にアメリカ映画協会によって「最も偉大な西部劇映画第1位」に選出された。
⑩『レッドライン7000』
“Red Line 7000”(1965/米)
監督:ハワード・ホークス
●自身のレーサー経験を基に、巨匠ハワード・ホークスが製作・脚本・監督した作品。レースのスリルとレーサーの恋を描き、レースにかける三人の若者の生きざまを描く。
➔出演はほとんど新人で「不意打ち」のジェームズ・カーン、ローラ・デヴォン、ジェームズ・ウォードほかが出演。