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【おすすめ】ジャッキー・チェンが選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品

ジャッキー・チェンが選んだ10作品
【エスクァイアマガジンジャパン/2000年3月】

映画監督のジャッキー・チェンという男

*代表作

①『市民ケーン』
“Citizen Kane”(1941/米)

オーソン・ウェルズ監督の市民ケーンという映画

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監督:オーソン・ウェルズ

🏆受賞歴

第14回アカデミー賞:脚本賞

候補:作品賞/主演男優賞/監督賞/ドラマ音楽賞/録音賞/美術監督賞/撮影賞編集賞

製作/脚本/監督/主演を当時25歳でやってのけた監督デビュー作。

ウィリアム・ランドルフ・ハーストをモデルにした新聞王ケーンが最期に残した言葉の謎を探るために新聞記者がケーンの過去を知る人々を取材していくうちに、ケーンの孤独で波乱な生涯が浮かび上がっていくというものであるが、ハーストはこの内容が侮辱と捉え、映画の公開を阻止するために様々な妨害を行った。

こうした妨害運動により第14回アカデミー賞では作品賞など9部門にノミネートされながら、脚本賞のみの受賞にとどまった。しかし、通常の時間配列を無視した大胆な構成や、斬新な映像表現などにより、現在に至るまで世界映画史上のベストワンとして高く評価されている。

②『ミッドナイト・ラン』
“Midnight Run”(1988/米)

マーティン・ブレスト監督のミッドナイト・ランという映画

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監督:マーティン・ブレスト

本作では日本で余り馴染みのない米国の司法制度が描かれており、タイトルの意味は、「一晩で終わる簡単な仕事」というスラング。

ロバート・デ・ニーロ演じるバウンティ・ハンターと彼に追われる心優しき犯罪者演じるチャールズ・グローディンとの、逃避行の中で芽生える友情の絆をコミカルに描く。

③『カッコーの巣の上で』
“One Flew Over the Cuckoo's Nest”(1975/米)

ミロス・フォアマンのカッコーの巣の上でという映画

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監督:ミロス・フォアマン

🏆受賞歴

第48回アカデミー賞:
作品賞/監督賞/主演男優賞/主演女優賞/脚色賞

第33回ゴールデングローブ賞:
作品賞/(ドラマ)/男優賞(ドラマ)/女優賞(ドラマ)/監督賞/脚本賞/新人男優賞

州立精神病院を舞台に管理体制に反撥する人間の尊厳と自由を描いたケン・ケーシーのベストセラー小説の映画化。1960年代の精神病院を舞台に、精神異常を装って刑務所での強制労働を逃れた男が、患者の人間性までを統制しようとする病院から自由を勝ちとろうと試みる人間ドラマ。

④『七人の侍』
“Seven Samurai”(1954/日)

黒澤明監督の七人の侍という映画

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監督:黒澤明

戦国時代の貧しい農村を舞台に、野盗と化した野武士に立ち向かうべく農民に雇われた侍たちの闘いを描いた言わずと知れた黒澤明監督による日本映画を代表する傑作のひとつ。

⑤『ディア・ハンター』
“The Deer Hunter”(1977/米)

マイケル・チミノ監督のディア・ハンターという映画

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監督:マイケル・チミノ

🏆受賞歴

第51回アカデミー賞:
作品賞/監督賞/助演男優賞/音響賞/編集賞

第36回ゴールデングローブ賞:監督賞

ロバート・デ・ニーロ/クリストファー・ウォーケン/ジョン・カザールが出演する、1960年代末期におけるベトナム戦争での過酷な体験が原因で心身共に深く傷を負った若き3人のベトナム帰還兵の生と死、彼らと仲間たちの友情を描く。

⑥『ゴッドファーザー』
“The Godfather”(1972/米)

フランシス・フォード・コッポラ監督のゴッドファーザーという映画

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監督:フランシス・フォード・コッポラ

🏆受賞歴

第45回アカデミー賞:作品賞/主演男優賞/脚色賞

第30回ゴールデン・グローブ:

作品賞/監督賞/主演男優賞 (ドラマ部門)/助演男優賞/脚本賞/作曲賞

巨大なマフィアの内幕を描いたマリオ・プーゾのベストセラー小説『ゴッドファーザー』の映画化。 公開当時にはあまり知られていなかったマフィアの世界を一般に知らしめ、現在に至るまでそのステレオタイプを確立した映画。

有名な話で、黒澤明監督作品である『悪い奴ほどよく眠る』の結婚披露宴から始まるという展開に感銘を受け本作でも採用した。という話がある。

⑦『八十日間世界一周』
“Around the World in 80 Days”(1956/米)

マイケル・アンダーソン監督の八十日間世界一周という映画

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監督:マイケル・アンダーソン

🏆受賞歴

1956年アカデミー賞:
作品賞/脚色賞/撮影賞(カラー)/劇・喜劇映画音楽賞/編集賞

1956年ゴールデン・グローブ:
作品賞(ドラマ)/男優賞(コメディ/ミュージカル)

ジュール・ヴェルヌの同名小説を原作とし、1872年主人公のフォッグ氏は2,000ポンドの賭けに勝利するため、気球・鉄道・蒸気船などを利用して80日間での世界一周を目指すという各国有名スターを総動員しての冒険映画で製作費に700万ドル費やしたという大作。

⑧『ドクトル・ジバゴ』
“Doctor Zhivago”(1965/米・伊)

デヴィッド・リーン監督のドクトル・ジバゴという映画

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監督:デヴィッド・リーン

🏆受賞歴

1965年アカデミー賞:
脚色賞/撮影賞/作曲賞/美術監督・装置賞/衣装デザイン賞

1965年ゴールデン・グローブ:
作品賞(ドラマ)/男優賞(ドラマ)/監督賞/脚本賞/音楽賞

ボリス・パステルナークの小説を基に、ロシア革命を背景にに生きた医者ジバゴの、ふたりの女性ラーラとトーニャへの愛を通して波瀾に満ちた生涯を描いてゆく。

⑨『風と共に去りぬ』
“Gone with the Wind”(1939/米)

ヴィクター・フレミング監督の風と共に去りぬという映画

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監督:ヴィクター・フレミング

🏆受賞歴

1939年アカデミー賞:
作品賞/主演女優賞/助演女優賞/監督賞/脚色賞/撮影賞/室内装置賞/編集賞

1936年6月に出版されたマーガレット・ミッチェルの『風と共に去りぬ』を原作に、南北戦争前後のアトランタを舞台に炎のような女、スカーレット・オハラの波乱万丈な半生を描く。

⑩『戦場にかける橋』
“The Bridge on The River Kwai”(1957/米・英)

デヴィッド・リーン監督の戦場にかける橋という映画

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監督:デヴィッド・リーン

🏆受賞歴

1957年アカデミー賞:
作品賞/主演男優賞/監督賞/脚色賞/撮影賞/作曲/編集賞

1957年ゴールデン・グローブ:
作品賞(ドラマ)/男優賞(ドラマ)/監督賞

第2次大戦下のタイとビルマの国境付近にある日本軍捕虜収容所を舞台に、日本軍の捕虜となったイギリス軍兵士らと彼らを強制的に泰緬鉄道建設に動員しようとする日本人大佐との対立と交流を通じ極限状態における戦争の愚かさと人間の尊厳を描き出した戦争映画。