【おすすめ】ポール・ヴァーホーヴェン監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品
- ポール・ヴァーホーヴェン監督が選んだ10作品【Combustible Celluloid - Top Ten Lists of Critics and Filmmakers】
- *代表作
- ①『甘い生活』“La dolce vita”(1959/伊)
- ②『アラビアのロレンス』“Lawrence Of Arabia”(1962/英)
- ③『羅生門』“Rashomon”(1950/日)
- ④『めまい』“Vertigo”(1958/米)
- ⑤『第七の封印』“The Seventh Seal”(1957/瑞)
- ⑥『ゲームの規則』“La Regle du Jeu”(1939/仏)
- ⑦『忘れられた人々』“Los Olvidados”(1950/墨)
- ⑧『イワン雷帝・第2部』“Ivan the Terrible Part II”(1946/ソ連)
- ⑨『メトロポリス』“Metropolis”(1927/独)
- ⑩『お熱いのがお好き』“Some Like It Hot”(1959/米)
ポール・ヴァーホーヴェン監督が選んだ10作品
【Combustible Celluloid - Top Ten Lists of Critics and Filmmakers】
*代表作
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①『甘い生活』
“La dolce vita”(1959/伊)
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監督:フェデリコ・フェリーニ
🏆受賞歴
第34回アカデミー賞:衣装デザイン賞(白黒)
第13回カンヌ国際映画祭:パルム・ドール
●1950年代後半の退廃したローマ上流社会が描かれて、その場限りの乱痴気騒ぎやアバンチュール、社会を生きる上で指針やモラルを失った現代人の不毛な生き方を、マルチェロの退廃的な生活を通じて描く。
➔この映画の主役はローマそのもので、トレヴィの泉のシーンや、ヴィットリオ・ベネト通りの高級ホテルやカフェ、様々な遺跡など、ローマ中の名所が作品中にちりばめられている。
②『アラビアのロレンス』
“Lawrence Of Arabia”(1962/英)
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監督:デイヴィッド・リーン
🏆受賞歴
第35回アカデミー賞:
作品賞/監督賞/撮影賞/編集賞/美術賞/作曲賞/録音賞
第20回ゴールデングローブ賞:
作品賞 (ドラマ部門) / 監督賞/ 助演男優賞/ 撮影賞
●実在のイギリス陸軍将校のトマス・エドワード・ロレンスが率いた、オスマン帝国からのアラブ独立闘争を描いた歴史戦争映画。(上映時間は227分)
③『羅生門』
“Rashomon”(1950/日)
監督:黒澤明
🏆受賞歴
1951年アカデミー賞:
名誉賞(1951年度最優秀外国語映画)
1951年ヴェネチア国際映画祭:
サン・マルコ金獅子賞/イタリア批評家賞
●日本にはお馴染みの作品。主演は三船敏郎。
④『めまい』
“Vertigo”(1958/米)
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監督:アルフレッド・ヒッチコック
●極度の高所恐怖症を理由に退職した警官が、旧友の頼みで彼の妻を尾行する事になる。奇異な行動を取る女に接近して行く内に二人は恋に落ちる。前半の謎めいたロマンスから後半の心理的なサスペンスまで、技巧を凝らした演出とバーナード・ハーマンの音楽で紡ぎ上げた伝奇的なロマンとニューロティックなスリラー手法を混ぜたミステリー作品。
⑤『第七の封印』
“The Seventh Seal”(1957/瑞)
監督:イングマール・ベルイマン
●本作品でベルイマンは前年の『夏の夜は三たび微笑む』に続き、1957年度のカンヌ国際映画祭のパルム・ドールに二年連続でノミネートされた。受賞はならなかったものの、本作品は同映画祭の審査員特別賞を受賞。
●写真のチェスのシーンはあまりにも有名
⑥『ゲームの規則』
“La Regle du Jeu”(1939/仏)
監督:ジャン・ルノワール
●狩りに集まった上流階級の恋愛遊戯を描く社会風刺劇。
➔バロック音楽の精神にのって登場人物が動き回るような映画を作りたいと撮りあげた、映画によるフランス・バロックへのオマージュ。狂言回し的人物をルノワール自身が演じている。群像劇のなかで『ゲームの規則』に囚われながら、人間社会の構造と戦争へと傾いていく時代の風潮を暗に批判している。
⑦『忘れられた人々』
“Los Olvidados”(1950/墨)
監督:ルイス・ブニュエル
🏆受賞歴
1951年第4回カンヌ国際映画祭監督賞
●「アンダルシアの犬」など前衛映画作家として知られたルイス・ブニュエルが1950年に監督したメキシコ映画。
➔全世界で、悪に染まった少年たちの生態を描き冷徹にメキシコシティのスラムの現状が語られる
⑧『イワン雷帝・第2部』
“Ivan the Terrible Part II”(1946/ソ連)
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監督:セルゲイ・エイゼンシュテイン
●イワン雷帝こと「イヴァン4世」の生涯を描いた全3部構成の2部目、民衆の熱い要請を受けて再び帝位に返り咲いたイワンであったが、宮廷内では依然としてエフロシニアを中心とする反イワン派の抵抗を受けていたので、状況を打開すべく大粛清を決行する。
➔第1部は時の権力者ヨシフ・スターリンから高く評価されたものの、第2部はスターリンを暗に批判した内容であったため上映禁止となり、第3部は完成されなかった。
⑨『メトロポリス』
“Metropolis”(1927/独)
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監督:フリッツ・ラング
●1927年ヴァイマル共和政時代に製作され、製作時から100年後のディストピア未来都市と当時の資本主義と共産主義の対立を描いたこの映画は、以降多数のSF作品に多大な影響を与え、SF映画に必要な要素が全てちりばめられており「SF映画の原点にして金字塔」と称される。
⑩『お熱いのがお好き』
“Some Like It Hot”(1959/米)
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監督:ビリー・ワイルダー
🏆受賞歴
1959年アカデミー賞:衣装デザイン賞(白黒)
1959年ゴールデン・グローブ:
作品賞(コメディ)/男優賞(コメディ/ミュージカル)/女優賞(コメディ/ミュージカル)
●禁酒法時代のシカゴを舞台に、30年代ギャング映画のパロディを根幹としながら、ギャングの抗争に巻き込まれ聖ヴァレンタインの大虐殺を目撃した二人のバンドマンは、追っ手をかわすため女性楽団に紛れ込み女装する、そこでマリリン・モンロー演じる歌手と知り合うことにによって巻き起こる『成り澄ましコメディ』の金字塔。