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【おすすめ】作家・岩井志麻子が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品

作家・岩井志麻子が選んだ10作品
【映画秘宝'08年2月号】

作家・岩井志麻子という女

*代表作

①『殺人の追憶』
“Memories of Murder”(2003/韓)

ポン・ジュノ監督の殺人の追憶という映画

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監督:ポン・ジュノ

軍事政権下で比較的治安のよかった1980年代に発生し、6年間で10人の犠牲者を出した華城連続殺人事件という未解決連続殺人事件を基にした戯曲の映画化作品、実在の事件を題材にしているが原作は戯曲であり、映画はあくまでフィクション。

②『HOUSE ハウス』
“hausu”(1977/日)

大林宣彦監督のHOUSE/ハウスという映画

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監督:大林宣彦

7人の美少女が夏休みを羽臼(ハウス)屋敷で過ごそうとやってくるが、その屋敷は人を喰らう妖怪であり、少女達は1人また1人と屋敷の餌食にされ、少女が1人食べられるごとに屋敷の女主人は若返りるというブラックユーモアを織りまぜて描くオカルト映画。

③『王の男』
“The King and the Clown”(2005/韓)

イ・ジュンイク監督の王の男という映画

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監督:イ・ジュンイク

史上最悪の暴君として韓国で今も語り継がれる実在の王、ヨンサングンをモチーフに、その暴君に気に入られたことで運命を狂わされていく二人の芸人の絆を描いた歴史ドラマ。

④『シルミド/SILMIDO』
“Silmido”(2003/韓)

カン・ウソク監督のシルミド/SILMIDOという映画

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監督:カン・ウソク

長年に渡って隠蔽されてきた1971年に勃発した韓国政府による金日成暗殺計画とそれを巡る工作部隊の反乱事件(シルミド事件)を描いたアクション・サスペンス。

⑤『4人の食卓』
“The Uninvited”(2003/韓)

イ・スヨン監督の4人の食卓という映画

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監督:イ・スヨン

幼い頃の記憶がない男が、過去を見通せる女の力を借りて自らの心の迷宮を探っていく過程を、様々な恐怖エピソードを散りばめつつ多くの謎を積み重ねて描く心理ホラー。

⑥『魚と寝る女』
“The Isle”(2000/韓)

キム・ギドク監督の魚と寝る女という映画

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監督:キム・ギドク

韓国映画界の異端児「キム・ギドク監督」による官能ドラマ。桟橋の釣り場で管理人をしながら夜は釣り客相手の娼婦をしている女と、浮気をした恋人を殺してしまい自殺の場所を求めて彷徨う男が出会い、やがて破滅へと向かうさまを静かに描く。。

⑦『愛の亡霊』
“L'Empire de la passion”(1980/仏・日)

大島渚監督の愛の亡霊という映画

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監督:大島渚

🏆受賞歴

1978年カンヌ国際映画祭:監督賞/フランス映画高等技術委員会賞

中村糸子の小説『車屋儀三郎事件』を原作に、若い男と恋仲になり共謀して夫を殺した人力車夫の女房は、夜な夜な幽霊となり姿を現す夫に悩まされる『愛のコリーダ』同様、性をテーマに描く。

⑧『砂の器』
“The Castle of Sand”(1974/日)

野村芳太郎監督の砂の器という映画

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監督:野村芳太郎

松本清張の同名小説を原作に、 迷官入りと思われた殺人事件を捜査する二人の刑事の執念と、暗い過去を背負う為に殺人を犯してしまう天才音楽家の宿命を描くサスペンス映画。

⑨『犬神家の一族』
“The Inugamis”(1976/日)

市川崑監督の犬神家の一族

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監督:市川崑

横溝正史作による同名の長編推理小説を原作に、湖畔にそびえる犬神邸に次々と発生する怪奇な連続殺人事件に挑む金田一耕肋の活躍を描く。

⑩『インプリント~ぼっけえ、きょうてえ~ 』
“Imprint”(2006/日・米)

インプリント~ぼっけえ、きょうてえ~ という映画

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監督:三池崇史

1999年日本ホラー小説大賞および山本周五郎賞を受賞した岩井志摩子の『ぼっけえ、きょうてえ』を原作に、明治時代アメリカ人の文筆家が出会った女の不思議な話を語るホラー作品。

アメリカで製作された『マスターズ・オブ・ホラー』のうちの一篇。