【おすすめ】マイケル・ケイトン・ジョーンズ監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品
- マイケル・ケイトン・ジョーンズ監督が選んだ10作品【“Sight&Sound”誌/2012年】
- *代表作
- ①『市民ケーン』“Citizen Kane”(1941/米)
- ②『ゴッドファーザー PartⅡ』“The Godfather Part II”(1974/米)
- ③『大いなる幻影』“La Grande Illusion”(1937/仏)
- ④『怒りの葡萄』“The Grapes of Wrath”(1940/米)
- ⑤『生きる』“Ikiru”(1952/日)
- ⑥『アラビアのロレンス』“Lawrence Of Arabia”(1962/英)
- ⑦『荒野の決闘』“My Darling Clementine”(1946/米)
- ⑧『突撃』“Paths Of Glory”(1957/米)
- ⑨『七人の侍』“Seven Samurai”(1954/日)
- ⑩『サンセット大通り』“SUNSET BOULEVARD”(1950/米)
マイケル・ケイトン・ジョーンズ監督が選んだ10作品
【“Sight&Sound”誌/2012年】
*代表作
- ➔1993年『ボーイズ・ライフ』
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- ➔1995年『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』
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- その他『マイケル・ケイトン・ジョーンズ監督』の作品を
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①『市民ケーン』
“Citizen Kane”(1941/米)
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監督:オーソン・ウェルズ
🏆受賞歴
第14回アカデミー賞:脚本賞
候補:作品賞/主演男優賞/監督賞/ドラマ音楽賞/録音賞/美術監督賞/撮影賞編集賞
●製作/脚本/監督/主演を当時25歳でやってのけた監督デビュー作。
➔ウィリアム・ランドルフ・ハーストをモデルにした新聞王ケーンが最期に残した言葉の謎を探るために新聞記者がケーンの過去を知る人々を取材していくうちに、ケーンの孤独で波乱な生涯が浮かび上がっていくというものであるが、ハーストはこの内容が侮辱と捉え、映画の公開を阻止するために様々な妨害を行った。
➔こうした妨害運動により第14回アカデミー賞では作品賞など9部門にノミネートされながら、脚本賞のみの受賞にとどまった。しかし、通常の時間配列を無視した大胆な構成や、斬新な映像表現などにより、現在に至るまで世界映画史上のベストワンとして高く評価されている。
②『ゴッドファーザー PartⅡ』
“The Godfather Part II”(1974/米)
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監督:フランシス・フォード・コッポラ
🏆受賞歴
第47回アカデミー賞:
作品賞/監督賞/助演男優賞/脚色賞/美術賞/作曲賞
●『ゴッドファーザー』の続編だが、物語の時系列はやや複雑で、前作の後日談であると共に前日談に相当する。第一作でコルレオーネ・ファミリーを継承したマイケル・コルレオーネのその後を語ると同時に、若かりし頃のヴィトー・コルレオーネが力を手にして浮上していく様を描き出す。
③『大いなる幻影』
“La Grande Illusion”(1937/仏)
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監督:ジャン・ルノワール
🏆受賞歴
ヴェネツィア国際映画祭:芸術映画賞
●第一次世界大戦のフランスとドイツの戦いを背景に、ドイツ軍の捕虜になったフランス人の収容所生活と階級意識、彼らとドイツ人将校との国境を超える友情を描いて、鋭く人道主義的立場から戦争を批判した反戦映画。
④『怒りの葡萄』
“The Grapes of Wrath”(1940/米)
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監督:ジョン・フォード
🏆受賞歴
第12回アカデミー賞:助演女優賞/監督賞
●原作はピューリッツァ賞を受賞した、スタインベックの同名小説。1930年代半ばの中西部の大飢饉を題材に、あからさまにニューディール政策の側に立って、アメリカ農民の詩を謳う、フォードの反骨のリアリズム。逆境で生きる困難を切々と訴えている。
*有名なシーンで「貧しい農民が警官に殴られていたらそこにぼくはいるだろう、労働者が立ち上がったらそこに僕はいるだろう(I'll be there. I'll be there )」は色んなところでオマージュされている。
⑤『生きる』
“Ikiru”(1952/日)
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監督:黒澤明
🏆受賞歴
第04回ベルリン国際映画祭:市政府特別賞
●癌で余命幾ばくもないと知った初老の男性が、これまでの無意味な人生を悔い、最後に市民のための小公園を建設しようと奔走する姿を描いた黒澤明監督によるヒューマンドラマの傑作。責任を回避し、事なかれを良しとする官僚主義への批判や人生の価値に対する哲学がストレートに表現されている。
⑥『アラビアのロレンス』
“Lawrence Of Arabia”(1962/英)
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監督:デイヴィッド・リーン
🏆受賞歴
第35回アカデミー賞:
作品賞/監督賞/撮影賞/編集賞/美術賞/作曲賞/録音賞
第20回ゴールデングローブ賞:
作品賞 (ドラマ部門) / 監督賞/ 助演男優賞/ 撮影賞
●実在のイギリス陸軍将校のトマス・エドワード・ロレンスが率いた、オスマン帝国からのアラブ独立闘争を描いた歴史戦争映画。(上映時間は227分)
⑦『荒野の決闘』
“My Darling Clementine”(1946/米)
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監督:ジョン・フォード
●ジョン・フォード監督による西部劇映画の古典的な作品。主演はヘンリー・フォンダ。OKコラルの銃撃戦を題材として詩情溢れる西部劇の傑作として名高い。 ジョン・フォード監督作品の西部劇映画の中でも『駅馬車』と並んで、最高傑作と評されている。『駅馬車』が動の西部劇なら、『荒野の決闘』は静の西部劇との声もある。
⑧『突撃』
“Paths Of Glory”(1957/米)
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監督:スタンリー・キューブリック
●第一次世界大戦中にフランスで起きた実話を元に映画化した反戦映画。無謀な作戦によって激戦地で危険と恐怖にさらされた兵士の怒りを描き無理な作戦の責任を取らされ無実の兵士3人が銃殺される事件と軍隊という巨大な組織と戦う男の物語。
⑨『七人の侍』
“Seven Samurai”(1954/日)
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監督:黒澤明
●戦国時代の貧しい農村を舞台に、野盗と化した野武士に立ち向かうべく農民に雇われた侍たちの闘いを描いた言わずと知れた黒澤明監督による日本映画を代表する傑作のひとつ。
⑩『サンセット大通り』
“SUNSET BOULEVARD”(1950/米)
監督:ビリー・ワイルダー
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🏆受賞歴
第23回アカデミー賞:
脚本賞/劇・喜劇映画音楽賞/美術(監督)賞/美術(装置)賞
第8回ゴールデングローブ賞:
作品賞/女優賞(ドラマ)/監督賞/音楽賞
●ロサンゼルス郊外の豪邸を舞台に、ハリウッドの光と影、サイレント映画時代の栄光を忘れられない往年の大女優の妄執と、それが齎した悲劇を描いたフィルム・ノワール。