【おすすめ】ウェス・クレイヴン監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品
- ウェス・クレイヴン監督が選んだ10作品【エスクァイアマガジンジャパン/'00年3月】
- *代表作
- ①『美女と野獣』“La Belle Et La Bete”(1946/仏)
- ②『博士の異常な愛情』“Dr. Strangelove”(1964/米・英)
- ③『エル・トポ』“El Topo”(1970/墨)
- ④『禁じられた遊び』“Jeux interdits”(1951/仏)
- ⑤『ネットワーク』“Network”(1976/米)
- ⑥『サイコ』“Psycho”(1960/米)
- ⑦『赤い河』“Red River”(1948/米)
- ⑧『反撥』“Repulsion”(1965/英)
- ⑨『テナント 恐怖を借りた男』“Le Locataire”(1976/仏)
- ⑩『黄金』“The Treasure of Sierra Madre”(1948/米)
ウェス・クレイヴン監督が選んだ10作品
【エスクァイアマガジンジャパン/'00年3月】
*代表作
- ➔1997年『サランドラ』
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- ➔1984年『エルム街の悪夢』
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- ➔1996年『スクリーム』
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- その他『ウェス・クレイヴン監督』の作品を
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①『美女と野獣』
“La Belle Et La Bete”(1946/仏)
監督:ジャン・コクトー
●題材は18世紀のおとぎばなしであり、監督は巻頭タイトルに自筆で「世界は今あらゆるものを破壊し去ろうと熱中しているが、おとぎばなしが天国へ寝そべったまま連れて行ってくれたあの少年時代の信頼感と素直さとを取りもどしたい」という意味のことを述べている
②『博士の異常な愛情』
“Dr. Strangelove”(1964/米・英)
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監督:スタンリー・キューブリック
●冷戦時代の世界情勢を背景に、偶発的な原因で核戦争が勃発し人類滅亡の危機に至るさまをシニカルに描くブラックコメディ。主要な登場人物の大半を占める政府や軍の上層部は、利己的な俗物ないし異常者として描かれ、彼らが右往左往するさまを嘲笑する風刺劇でキューブリックが監督した最後の白黒作品。
③『エル・トポ』
“El Topo”(1970/墨)
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監督:アレハンドロ・ホドロフスキー
●ホドロフスキーの代表作にして、伝説的なカルト映画として知られる作品。黒ずくめガンマン、エル・トポが活躍する残酷なヴァイオレンス・メキシコ・ウェスタン。
➔監督はアレハンドロ・ホドロフスキーで、主演、脚本、音楽、衣裳、美術と一人六役をこなしている。前半は特に最強のガンマン「エルトポ」を主人公とした西部劇の体裁を取るものの、神秘主義や無常観が漂う前衛的な空気が見るものに強烈な印象を残す。
④『禁じられた遊び』
“Jeux interdits”(1951/仏)
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監督:ルネ・クレマン
🏆受賞歴
第25回アカデミー賞:名誉賞
第13回ベネチア国際映画祭:サン・マルコ金獅子賞
●戦争孤児になった一少女と農家の少年の純心な交情を描くフランソワ・ボワイエの原作小説を、ジャン・オーランシュとピエール・ボスト、それにクレマンが共同で脚色した90分足らずのモノクロ・フィルムにこめられた反戦への訴え。
⑤『ネットワーク』
“Network”(1976/米)
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監督:シドニー・ルメット
🏆受賞歴
第49回アカデミー賞:
主演男優賞/主演女優賞/助演女優賞/脚本賞
第33回ゴールデングローブ賞:
監督賞/主演男優賞(ドラマ部門)/主演女優賞(ドラマ部門)/脚本賞
●視聴率を増大させんがために血道を上げる野望の集団やTV局の内幕を描いた異色のサスペンス。
⑥『サイコ』
“Psycho”(1960/米)
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監督:アルフレッド・ヒッチコック
🏆受賞歴
第18回ゴールデングローブ賞:助演女優賞
●ヒッチコック・スリラーにして全てのサイコ・サスペンスのルーツであり、その演出スタイルは恐怖感を煽るバーナード・ハーマンの音楽と共に数多くの模倣やパロディを生んだ。
➔ヒッチコックは、原作の映画化権をわずか9,000ドルで匿名で買い取り、またネタバレを防ぐため、スタッフは市場に出回っていた原作を可能な限り買い占めた。
横領をめぐる心理的葛藤、「クルマを購入する際の不自然な挙動」や「それを不審に思う警官」など、不安定な心理状態と緊迫感が丁寧に演出され、モノクロながら凄惨な映像と音楽は、数々の作品において模倣やパロディーを繰り返された。
⑦『赤い河』
“Red River”(1948/米)
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監督:ハワード・ホークス
●南北戦争前後を舞台に、広大な牧場を持った開拓者とその養子が、新たな商機への道行きの中で様々な局面に遭遇し、衝突しながら苦難を乗り越えていく姿を描いた西部劇。
➔アカデミー賞2部門にノミネートされるなど、西部劇映画の傑作の一つである。
⑧『反撥』
“Repulsion”(1965/英)
監督:ロマン・ポランスキー
🏆受賞歴
第15回ベルリン国際映画祭:銀熊賞
●男性恐怖症の女性が、狂気にむしばまれていく様を描いたサイコ・スリラー。
➔ジェラール・ブラッシュの協力を得て「水の中のナイフ」のロマン・ポランスキーがシナリオを執筆、自ら監督した心理ドラマ。
⑨『テナント 恐怖を借りた男』
“Le Locataire”(1976/仏)
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監督:ロマン・ポランスキー
●「チャイナタウン」の後、スキャンダルに疲れ再びフランスへ戻ったポランスキーが監督、脚本、主演で描く異常心理サスペンスの佳作で、各所に挿入される悪夢的なシーンと、全体に散りばめられたキーワードが観ている間終始つきまとう不安感は次第に心地よいものとなっていく。
⑩『黄金』
“The Treasure of Sierra Madre”(1948/米)
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監督:ジョン・ヒューストン
🏆受賞歴
第21回アカデミー賞:監督賞/脚色賞/助演男優賞
第06回ゴールデングローブ賞:作品賞 (ドラマ部門)/監督賞/助演男優賞
第09回ベネチア国際映画祭:音楽賞
●1920年代のメキシコ。金を掘り当てるにつれ次第に仲間を信じられなくなる金の持つ魔力を如実に物語る作品。B・トレイヴン作の小説をヒューストン自身が脚色、どん底の生活から脱しようと金探しに賭ける三人の男たちの葛藤と破滅を活写した人間ドラマ。