【おすすめ】漫画家・すぎむらしんいちが選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品
- 漫画家・すぎむらしんいちが選んだ10作品【映画秘宝’08年2月号】
- *代表作
- ①『フレンチ・コネクション1,2』“The French Connection”(1971,1975/米)
- ②『マッドマックス1,2』“Mad Max/Mad Max2:The Road Warrior”(1979,1981/米)
- ③『ゾンビ』“Dawn of the Dead”(1978/米)
- ④『タクシー・ドライバー』“Taxi Driver”(1976/米)
- ⑤『ブレードランナー』“Blade Runner”(1982/米)
- ⑥『JAWS/ジョーズ』“Jaws”(1975/米)
- ⑦『エクソシスト』“THE EXORCIST”(1973/米)
- ⑧『2001年宇宙の旅』“2001: A Space Odyssey”(1968/米・英)
- ⑨『スカーフェイス』“Scarface”(1983/米)
- ⑩『アマデウス』“Amadeus”(1984/米)
漫画家・すぎむらしんいちが選んだ10作品
【映画秘宝’08年2月号】
*代表作
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①『フレンチ・コネクション1,2』
“The French Connection”(1971,1975/米)
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監督:ウィリアム・フリードキン/ジョン・フランケンハイマー
🏆受賞歴
【1】
1971年アカデミー賞:作品賞/主演男優賞/監督賞/脚色賞/編集賞
1971年ゴールデン・グローブ:作品賞(ドラマ)/男優賞(ドラマ)/監督賞
●1961年に発生した、ニューヨーク市警察本部薬物対策課のエドワード・イーガンとサルヴァトーレ・グロッソがフランスから密輸された麻薬約40kgを押収した実在の事件を基に、製作。1975年には、ジョン・フランケンハイマー監督によって続編の『フレンチ・コネクション2』が制作された。
②『マッドマックス1,2』
“Mad Max/Mad Max2:The Road Warrior”(1979,1981/米)
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監督:ジョージ・ミラー
● 監督のジョージ・ミラーと主演を務めたメル・ギブソンの出世作品であり、舞台設定など、国内外の多くの作品に影響を与え、1981年『マッドマックス』のヒットを受け、約10倍の費用をかけて製作されたのが『マッドマックス2』。
③『ゾンビ』
“Dawn of the Dead”(1978/米)
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監督:ジョージ・A・ロメロ
●当時、無名だったジョージ・A・ロメロ監督が一躍有名となった作品。
➔ある惑星の大爆発の影響で地上の死者が甦り、生者の肉を求めて彷徨するという「ゾンビ映画」の金字塔。
④『タクシー・ドライバー』
“Taxi Driver”(1976/米)
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監督:マーティン・スコセッシ
🏆受賞歴
第29回カンヌ国際映画祭:パルム・ドール
●NYを舞台に、鬱屈した生活を送るタクシー運転手が、腐敗しきった現代社会に対する怒りや虚しさ、逃れられない孤独感から徐々に精神を病み、自分の存在を世間に認めさせるために過激な行動に走る心のプロセスを追い、現代都市に潜む狂気と混乱を描き出した傑作。
➔デ・ニーロが鏡に向かい「You talkin' to me?」と呟きながら自分の鏡像に銃を向ける場面は、「アメリカ映画の名セリフベスト100」で10位にランクイン。
⑤『ブレードランナー』
“Blade Runner”(1982/米)
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監督:リドリー・スコット
●フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を基に、近未来のLAを舞台にして、「レプリカント」と呼ばれる人造人間人造の狂気と悲哀をフィルム・ノワール調で描くSF映画。
⑥『JAWS/ジョーズ』
“Jaws”(1975/米)
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監督:スティーブン・スピルバーグ
🏆受賞歴
第48回アカデミー賞:作曲賞/音響賞/編集賞
●監督は当時28歳だったスティーブン・スピルバーグが抜擢された。
➔ジョン・ウィリアムズによるテーマ曲はあまりにも有名で、どのメディアでも鮫の登場場面の他、何かが迫ってくるなど緊迫感が高まる場面に使用されている
⑦『エクソシスト』
“THE EXORCIST”(1973/米)
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監督:ウィリアム・フリードキン
🏆受賞歴
第46回アカデミー賞:脚色賞/音響賞
第30回ゴールデングローブ賞:作品賞(ドラマ)/助演女優賞/監督賞/脚本賞
●20世紀後半のワシントンで、12歳になる少女に悪魔がとりつき、可憐な少女の肉体から悪魔を追放するために立ち上がった悪魔払い師の恐怖の戦いを描いた、1973年の興業収入1位を記録したオカルト映画の代表作。
➔題名となっているエクソシストとは、英語で「悪魔払いの祈祷師」という意味。
⑧『2001年宇宙の旅』
“2001: A Space Odyssey”(1968/米・英)
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監督:スタンリー・キューブリック
🏆受賞歴
第41回アカデミー賞:アカデミー視覚効果賞受賞
●当初キューブリックは美術担当として漫画家の手塚治虫の協力を仰いだが、当時の手塚は連載漫画の他に、テレビアニメ番組を多数抱え、日本国外での映画制作に携わることは物理的に不可能であったため、オファーを断ったというエピソードがある。
⑨『スカーフェイス』
“Scarface”(1983/米)
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監督:ブライアン・デ・パルマ
●1932年のギャング映画『暗黒街の顔役』をオリバー・ストーンが脚色しトニー・モンタナ演じるアル・パチーノがキューバからアメリカにやってきたボートピープルの青年として、コカインの密売でのし上がり自滅していく様子を描いたピカレスクロマン。
➔ギャングのライフ・スタイルのバイブルとしてこの作品は、映画を超えた文化的なアイコンとなっている。特にヒップホップ音楽に於いてはこの作品のイメージはアイコンとして何度も引用され、ギャングスタ・ラップのアーティストたちのファッションや歌詞のスタイルに大きな影響を与えている。
⑩『アマデウス』
“Amadeus”(1984/米)
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監督:ミロス・フォアマン
🏆受賞歴
第57回アカデミー賞:
作品賞/主演男優賞/監督賞脚色賞/美術監督・装置/衣装デザイン賞/メイクアップ賞/音響賞
第41回ゴールデングローブ賞:
作品賞(ドラマ)/男優賞(ドラマ)/監督賞/脚本賞
●若くして逝った天才音楽家ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトと宮庭音楽家アントニオ・サリエリの対決を通してモーツァルトの謎にみちた生涯を描く、ブロードウェイの舞台『アマデウス』の映画化である。