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【おすすめ】作家・平山夢明が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品

作家・平山夢明が選んだ10作品
【映画秘宝'98年3月号】

作家・平山夢明という男

*代表作

受賞歴

独白するユニバーサル横メルカトル

2006年日本推理作家協会賞短編部門賞(受賞)
2007年度『このミステリーがすごい!』国内部門一位

ダイナー

第31回吉川英治文学新人賞最終候補
第28回日本冒険小説協会大賞(受賞)
第13回大藪春彦賞(受賞)

①『悪魔のいけにえ』
“The Texas Chain Saw Massacre”(1974/米)

トビー・フーパー監督の悪魔のいけにえという映画

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監督:トビー・フーパー

アメリカのウィスコンシン州で実際にあった残虐な殺人事件をモデルに米国テキサス州に帰郷した5人の男女が、近隣に住む人皮によって創られた仮面を被った大男「レザーフェイス」に襲われ殺害されていく以降のホラーに多大な影響を与えたホラー映画。

②『シャイニング』
“The Shining”(1980/英)

スタンリー・キューブリック監督のシャイニングという映画

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監督:スタンリー・キューブリック

コロラドの雪深い山中にあって冬期は閉鎖されている由緒あるリゾート・ホテルを舞台にその管理にやって来た、ある親子三人に取り憑く怨念と狂気を描く恐怖映画。スティーヴン・キング原作の同名小説をスタンリー・キューブリックが映画化した。全てのオマージュを網羅すると記事が長大になりすぎるほどオマージュが数多くの作品でされている名作中の名作

③『ファーゴ』
“Fargo”(1996/米)

ジョエル&イーサン・コーエン監督のファーゴという映画

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監督:ジョエル&イーサン・コーエン

🏆受賞歴

第69回アカデミー賞:主演女優賞/脚本賞
第49回カンヌ国際映画祭:監督賞

雪深いアメリカの田舎町を舞台に、ほんの手違いで単純な偽装誘拐から血生臭い殺人と複雑な人間模様へと発展していく犯罪事件の顛末を描いた異色作。

監督・脚本はイーサン・コーエン、製作・脚本はジョエル・コーエンのコーエン兄弟で彼らの第6作に当たる。 

④『鬼畜』
“The Demon”(1977/日)

野村芳太郎監督の鬼畜という映画

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監督:野村芳太郎

松本清張の昭和32年に事実をもとに書き下ろした原作を基に、気の弱い男が3人の隠し子を押し付けられ、動転して親とは思えない行動に出てしまいながらも切っても切れない親子の絆をさまを描いたサスペンス・タッチの人間ドラマ。

⑤『衝動殺人 息子よ』
“My Son! My Son!”(1979/日)

木下恵介監督の衝動殺人/息子よという映画

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監督:木下恵介

昭和53年佐藤秀郎の同名のノンフィクションを原作に、行きずりの殺人により息子を殺された父親の悲しみと同様の境遇の人々と共に、被害者遺族を保護する法律を作る運動を進める姿を描く。

⑥『セブン』
“Seven”(1995/米)

デヴィッド・フィンチャー監督のセブンという映画

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監督:デヴィッド・フィンチャー

キリスト教の七つの大罪になぞらえた連続殺人事件と、それを追う2人の刑事の姿を描いたサイコ・サスペンス。

⑦『ヒッチャー』
“The Hitcher”(1985/米)

ロバート・ハーモン監督のヒッチャーという映画

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監督:ロバート・ハーモン

どしゃ降りの雨の中、テキサスのハイウェイで拾ったヒッチハイカーに執拗にまとわりつかれる若者の恐怖を描くスリラー。

⑧『激突!』
“Duel”(1973/米)

スティーヴン・スピルバーグ監督の激突!という映画

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監督:スティーヴン・スピルバーグ

大型トラックの無謀運転ぶりを自ら体験し、自身の短編を脚色したリチャード・マシスンが、脚本を担当した運転中に追い抜いたトレーラーから執拗に追跡されるセールスマンの恐怖と追う者と追われる者の闘いを見事に描いた。

⑨『サンゲリア』
“ZOMBIE”(1979/米・伊)

ルチオ・フルチ監督のサンゲリアという映画

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監督:ルチオ・フルチ

疫病にかかって死んだ人間が、再び生き返ってゾンビとなり、生きた人間を喰い求めるという恐怖をイタリア仕込みの残酷描写で描く。

⑩『デッドゾーン』
“The Dead Zone”(1983/米)

デヴィッド・クローネンバーグ監督のデッドゾーンという映画

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監督:デヴィッド・クローネンバーグ

スティーヴン・キングの小説『デッド・ゾーン』を原作に、交通事故に遭い5年の昏睡状態から覚め、常人にはない能力を備えたがために、世間との間に起きる摩擦に苦しみ、やがてその運命に取り込まれて行く一人の男の孤独な生と死を描いた。