【おすすめ】フランシス・フォード・コッポラ監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品
- フランシス・フォード・コッポラ監督が選んだ10作品【“Sight&Sound”誌/2012年】
- *代表作
- 受賞歴
- ①『灰とダイヤモンド』“Ashes And Diamonds”(1958/波)
- ②『我等の生涯最良の年』“The Best Years Of Our Lives”(1946/米)
- ③『青春群像』“I Vitelloni”(1953/伊・仏)
- ④『悪い奴ほどよく眠る』“The Bad Sleep Well”(1960/日)
- ⑤『用心棒』“Yojimbo”(1961/日)
- ⑥『雨に唄えば』“Singin'in the Rain”(1951/米)
- ⑦『キング・オブ・コメディー』“The King Of Comedy”(1983/米)
- ⑧『レイジング・ブル』“Raging Bull”(1980/米)
- ⑨『アパートの鍵貸します』“The Apartment”(1960/米)
- ⑩『サンライズ』“Sunrise: A Song of Two Humans”(1927/米)
フランシス・フォード・コッポラ監督が選んだ10作品
【“Sight&Sound”誌/2012年】
*代表作
- ➔1970年『パットン大戦車軍団』
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- ➔1972年〜『ゴッド・ファーザー シリーズ』
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- ➔1979年『地獄の黙示録』
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- その他『フランシス・フォード・コッポラ監督』の作品を
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受賞歴
★アカデミー賞
2009年アーヴィング・タールバーグ記念賞受賞
1990年監督賞(ノミネート)『ゴッドファーザーPARTⅢ』
1979年監督賞/脚色賞(ノミネート)『地獄の黙示録』
1974年監督賞/脚色賞(受賞)『ゴッドファーザーPARTⅡ』
脚本賞(ノミネート)『カンバセーション…盗聴…』
1972年監督賞(ノミネート)脚色賞(受賞)『ゴッドファーザー』
1970年脚本賞(受賞)『パットン大戦車軍団』
★カンヌ国際映画祭
1979年パルム・ドール/国際映画批評家連盟賞(受賞)『地獄の黙示録』
1974年パルム・ドール(受賞)『カンバセーション…盗聴…』
1967年パルム・ドール(ノミネート)『大人になれば…』
★ゴールデン・グローブ
1990年監督賞/脚本賞(ノミネート)『ゴッドファーザーPARTⅢ』
1984年監督賞(ノミネート)『コットンクラブ』
1979年監督賞(受賞)『地獄の黙示録』
1972年監督賞/脚本賞(受賞)『ゴッドファーザー』
①『灰とダイヤモンド』
“Ashes And Diamonds”(1958/波)
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監督:アンジェイ・ワイダ
●ドイツ軍が降伏した1945年5月8日のポーランドを舞台に、党権委員会書記のシュチューカの暗殺を依頼されたロンドン亡命政府派の青年マチェクが誤って別人を殺害し、翌朝、軍によって射殺されるまでの一日を象徴的に描く。
➔アンジェイ・ワイダ監督の『世代』『地下水道』とともに「抵抗三部作」と呼ばれる。
②『我等の生涯最良の年』
“The Best Years Of Our Lives”(1946/米)
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監督:ウィリアム・ワイラー
🏆受賞歴
第19回アカデミー賞:
作品賞/ 監督賞/主演男優賞/脚色賞/助演男優賞/編集賞/ドラマ・コメディ音楽賞
●第二次世界大戦後に市民生活に復帰した復員兵が直面する様々な社会問題を描いた数少ない作品の一つ。
③『青春群像』
“I Vitelloni”(1953/伊・仏)
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監督:フェデリコ・フェリーニ
●小さな町の生活の中で重要なターニング・ポイントを迎える5人の若いイタリア人の物語で監督の芸術的発展に極めて重要な作品になっており1950年代イタリア社会の重要な変化を反映している。
④『悪い奴ほどよく眠る』
“The Bad Sleep Well”(1960/日)
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監督:黒澤明
●言わずもがな、黒澤明監督傑作の中の1本
➔父を殺した現代社会の悪に挑む男の物語で、本当に悪い奴は表に自分が浮かび上がるようなことはなく、人の目の届かぬ所で、枕を高くして寝ているとの意味で、冒頭だけでなくラストシーンでもタイトルが大きく出る。
⑤『用心棒』
“Yojimbo”(1961/日)
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監督:黒澤明
🏆受賞歴
第22回ヴェネツィア国際映画祭:男優賞
●「この映画の最大の魅力は殺陣のシーンではなく、主人公の三十郎の特異なキャラクター設定にある」と黒澤明は言っている。
➔殺陣の特徴は、桑畑三十郎が相手を斬る際、必ず1人につき2度斬っていることであり、1度斬ったぐらいでは、すぐには死なないだろうという黒澤と三船の考えにより完成した殺陣である。
⑥『雨に唄えば』
“Singin'in the Rain”(1951/米)
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監督:スタンリー・ドーネン & ジーン・ケリー
●『トップ・ハット』『バンド・ワゴン』『巴里のアメリカ人』などと並ぶミュージカル映画の傑作。
➔ジーン・ケリーが土砂降りの雨の中で、主題歌を歌いながらタップダンスを踊る場面は、映画史に残る名シーン。
⑦『キング・オブ・コメディー』
“The King Of Comedy”(1983/米)
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監督:マーティン・スコセッシ
●コメディアン志望の一青年の偏執狂的な売名作戦を描くブラック・コメディで興行的にはそれほど成功しなかったが、黒澤明、松田優作、レオナルド・ディカプリオなど映画人からの評価は高い。
⑧『レイジング・ブル』
“Raging Bull”(1980/米)
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監督:マーティン・スコセッシ
🏆受賞歴
第53回アカデミー賞:主演男優賞/編集賞
第38回ゴールデン・グローブ:男優賞(ドラマ)
●世界ミドル級チャンピオンの栄誉に輝き『ブロンクスの猛牛』と呼ばれた男ジェイク・ラモッタの数奇な人生の浮き沈みを彼の自伝を基に描き、主演のロバート・デ・ニーロは、ミドル級チャンピオンまで上り詰めた鍛え上げられた肉体と、引退後の肥満体型を表現するために体重を27kg増量。徹底した拘りから生まれた造語、「デ・ニーロ・アプローチ」の完成形とも言える役作りを敢行し、アメリカ国内の映画賞を多数獲得した。
⑨『アパートの鍵貸します』
“The Apartment”(1960/米)
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監督:ビリー・ワイルダー
🏆受賞歴
第33回アカデミー賞:
作品賞/監督賞/脚本賞/美術賞 (白黒部門)/編集賞受賞
●ビリー・ワイルダーが「お熱いのがお好き」につづいて製作・監督したサラリーマンの悲哀と恋物語を鮮やかに描き出しているロマンチック・コメディ。
⑩『サンライズ』
“Sunrise: A Song of Two Humans”(1927/米)
監督:F・W・ムルナウ
🏆受賞歴
第01回アカデミー賞:芸術作品賞/主演女優賞/撮影賞受賞
●表現主義の傑作と言えるサイレント映画を世に送り出したドイツ監督の渡米第1作。
➔サイレント映画だがサウンドトラックの付いた映画で路面電車の走る都会の街並みや、葦に囲まれた湖など、全シーンがセットで撮影されており、字幕をなるべく排除して視覚的表現を重視した。