【おすすめ】ジャン・ピエール・ジュネ&マルク・キャロ監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』8作品
- ジャン=ピエール・ジュネ&マルク・キャロ監督が選んだ8作品【BRUTUSCINEMA/'98年5月】
- *代表作
- 受賞歴
- ①『M』“ M – Eine Stadt sucht einen Mörder”(1931/独)
- ②『ピノキオ』“Pinocchio”(1940)
- ③『狩人の夜』“The Night of the Hunter”(1955/米)
- ④『霧の波止場』“LE QUAI DES BRUMES”(1938/仏)
- ⑤『北ホテル』“HOTEL DU NORD”(1938/仏)
- ⑥『ZOO』“A Zed & Two Noughts”(1985/英)
- ⑦『エレメント・オブ・クライム』“The Element of Crime”(1984/丁)
- ⑧『未来世紀ブラジル』“Brazil”(1985/英)
ジャン=ピエール・ジュネ&マルク・キャロ監督が選んだ8作品【BRUTUSCINEMA/'98年5月】
*代表作
- ➔1995年『ロスト・チルドレン』
- Amazonで探す
- 楽天市場で探す
- Yahooショッピングで探す
- 7netで探す
- ➔2001年『アメリ』
- Amazonで探す
- 楽天市場で探す
- Yahooショッピングで探す
- 7netで探す
- ➔2013年『天才スピヴェット』
- Amazonで探す
- 楽天市場で探す
- Yahooショッピングで探す
- 7netで探す
- その他の『ジャン=ピエール・ジュネ監督』の作品を
- ➔Amazonで探す
- ➔楽天市場で探す
- ➔Yahooショッピングで探す
- ➔7netで探す
受賞歴
★アカデミー賞
2001年第74回脚本賞(ノミネート)『アメリ』
★カンヌ国際映画祭
1995年第48回パルム・ドール(ノミネート)『ロスト・チルドレン』
①『M』
“ M – Eine Stadt sucht einen Mörder”(1931/独)
➔Rotten Tomatoesで評価を見る【trailer有】
監督:フリッツ・ラング
●ベルリンを舞台に、実話を基にして撮影台本が執筆されたもので、ドイツを震撼させた“デュッセルドルフの吸血鬼”ことペーター・キュルテンに材を採った連続殺人犯が警察と犯罪者たちに追い詰められる様を描く。フリッツ・ラング初のトーキー作品。
➔ラングの代表作であるのみならず、サイコスリラー映画の始祖として高く評価されている。
②『ピノキオ』
“Pinocchio”(1940)
➔Rotten Tomatoesで評価を見る【trailer有】
監督:ベン・シャープスティーン&ハミルトン・ラスク
🏆受賞歴
第12回アカデミー賞:作曲賞/歌曲賞
●「白雪姫」「バンビ」のウォルト・ディズニーが製作した1940年度の色彩長篇動画。イタリアのカルロ・コッローディ作の童話、人間の魂を妖精に入れてもらったあやつり人形の話『ピノッキオの冒険』を原作とする。
➔主題歌はディズニーを代表する名曲『星に願いを』
③『狩人の夜』
“The Night of the Hunter”(1955/米)
➔Rotten Tomatoesで評価を見る【trailer有】
監督:チャールズ・ロートン
●ある狂信者に命をつけ狙われる幼い兄妹の恐怖を描くサスペンス映画。
➔スリリングな物語展開、モノクロの幻想的で美しい映像と共に、狂気の伝道師を演じたロバート・ミッチャムの怪物的演技が高く評価されており子供たちの視点で描かれた身近な恐怖は、画面造りと白黒画面の美しさでいっそうの効果を上げている名優チャールズ・ロートンが生涯ただ一度監督をてがけたダークなムード漂う作品。
④『霧の波止場』
“LE QUAI DES BRUMES”(1938/仏)
監督:マルセル・カルネ
🏆受賞歴
第06回ベネチア国際映画祭:監督メダル
●1930年代のフランス映画を代表的する波止場を舞台にした作品、だが、この波止場に集まってくる、脱走兵、落ちぶれた画家、ヤクザ、薄幸の女性など人生に疲れている人ばかりの人生の底辺で苦しみを味わっていながらも、この波止場から脱出して新しい人生に向かおうとする男女が描かれている。
⑤『北ホテル』
“HOTEL DU NORD”(1938/仏)
監督:マルセル・カルネ
●マルセル・カルネの戦前の代表作。ウージェーン・ダビ作の同名の小説にヒントを得て「海の牙」「フロウ氏の犯罪」のアンリ・ジャンソンが「乙女の星」「ラファルジュ事件」のジャン・オーランシュと協力してストーリーを書卸し、カルネがコンティニュイティを書いた。
⑥『ZOO』
“A Zed & Two Noughts”(1985/英)
➔Rotten Tomatoesで評価を見る【trailer有】
監督:ピーター・グリーナウェイ
●動物園(ZOO)に勤務する双子の学者と一人の女オズ(OZ)の奇妙な関係を描く。
➔シンメトリーに凝った構図、シマウマやワニ、魚など様々な生物の腐敗映像が早回しで流されるのが特徴的で、劇中にはフェルメールの絵を強く意識したシーンが何箇所か登場する。
*劇中に裸体が頻出するために、日本での公開当時は多くの修正が入っていたが、現在入手可能な媒体では修正は取り除かれている
⑦『エレメント・オブ・クライム』
“The Element of Crime”(1984/丁)
監督:ラース・フォン・トリアー
🏆受賞歴
第37回カンヌ国際映画祭:フランス映画高等技術委員会賞
●セピア調画面で、腐敗と倦怠に包まれた20世紀末のヨーロッパを舞台に、一人の警部がFBI心理分析官ばりに、犯罪者の観点に立って犯罪を追っていく夢とも現実ともつかない作品。
⑧『未来世紀ブラジル』
“Brazil”(1985/英)
➔Rotten Tomatoesで評価を見る【trailer有】
監督:テリー・ギリアム
●アリイ・バロッソ作曲の“ブラジル”がバックに流れる近未来ブラック・コメディ。
➔テリー・ギリアムはこの映画を、『バンデットQ』に始まり『バロン』で終わる「3部作」の2作目と称しており、これらの映画の共通テーマは「ぶざまなほど統制された人間社会の狂気と、手段を選ばずそこから逃げ出したいという欲求」。