【おすすめ】クエンティン・タランティーノ監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』12作品
- クエンティン・タランティーノ監督が選んだ12作品【“Sight&Sound”誌/2012年】
- *代表作
- 受賞歴
- ①『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』“The Good, The Bad & The Ugly”(1966/伊)
- ②『地獄の黙示録』“Apocalypse Now”(1979/米)
- ③『がんばれ!ベアーズ』“The Bad News Bears”(1976/米)
- ④『キャリー』“Carrie”(1976/米)
- ⑤『バッド・チューニング』“Dazed And Confused”(1993/米)
- ⑥『大脱走』“The Great Escape”(1963/米)
- ⑦『ヒズ・ガール・フライデー』“His Girl Friday”(1940/米)
- ⑧『JAWS/ジョーズ』“Jaws”(1975/米)
- ⑨『課外教授』“Pretty Maids All In A Row”(1971/米)
- ⑩『ローリング・サンダー』“Rolling Thunder”(1977/米)
- ⑪『恐怖の報酬』“Sorcerer”(1977/米)
- ⑫『タクシー・ドライバー』“Taxi Driver”(1976/米)
クエンティン・タランティーノ監督が選んだ12作品
【“Sight&Sound”誌/2012年】
*代表作
- ➔2009年『イングロリアス・バスターズ』
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- ➔2012年『ジャンゴ 繋がれざる者』
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- ➔『ヘイトフル・エイト』
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- その他『クエンティン・タランティーノ監督』の作品を
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受賞歴
★アカデミー賞
第88回助演女優賞/撮影賞(ノミネート)
作曲賞(受賞)『ヘイトフル・エイト』
第85回脚本賞(受賞)『ジャンゴ 繋がれざる者』
第82回監督賞/脚本賞(ノミネート)
『イングロリアス・バスターズ』
第67回監督賞(ノミネート) 脚本賞(受賞)
『パルプ・フィクション』
★カンヌ国際映画祭
第62回パルム・ドール(ノミネート)
『イングロリアス・バスターズ』
第60回パルム・ドール(ノミネート)
『デス・プルーフ in グラインドハウス』
第47回パルム・ドール(受賞)『パルプ・フィクション』
★ゴールデン・グローブ
第73回脚本賞/助演女優賞(ノミネート)音楽賞(受賞)
『ヘイトフル・エイト』
第70回監督賞(ノミネート)脚本賞(受賞)
『ジャンゴ 繋がれざる者』
第67回監督賞/脚本賞(ノミネート)
『イングロリアス・バスターズ』
第52回監督賞(ノミネート)脚本賞(受賞)『パルプ・フィクション』
①『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』
“The Good, The Bad & The Ugly”(1966/伊)
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監督:セルジオ・レオーネ
●叙事詩的マカロニ・ウェスタンで、主演はクリント・イーストウッド。
➔原題の訳は「善玉、卑劣漢、悪玉」
②『地獄の黙示録』
“Apocalypse Now”(1979/米)
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監督:フランシス・フォード・コッポラ
🏆受賞歴
第52回アカデミー賞:撮影賞/音響賞
第37回ゴールデングローブ賞:監督賞/助演男優賞/作曲賞
第32回カンヌ国際映画祭:パルム・ドール/国際映画批評家連盟賞
*参考
『ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録(1991)』というドキュメンタリー映画はこの作品を撮りあげるまでの過程を撮った単なるメイキング作品とは比べ物にならない圧倒的な迫力を持つ。
③『がんばれ!ベアーズ』
“The Bad News Bears”(1976/米)
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監督:マイケル・リッチー
●アメリカ西海岸の町にある、問題児ばかり抱えた弱小チーム「ベアーズ」を、マイナー・リーグで活躍したこともある清掃人バターメーカーがひょんなことから率いることになり、奮戦しながら勝ち抜いていく姿を描いていたスポーツコメディ。
④『キャリー』
“Carrie”(1976/米)
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監督:ブライアン・デ・パルマ
●スティーヴン・キングの同名小説を映画化した作品。
➔同級生からはイジメられ、母親は狂信的なキリスト教信者でだんだんパニックになっていく女子高生キャリー、彼女を追い詰めていく周りの環境が彼女の内なる「力」を引き起こしてしまうというサスペンス作品。主演のシシー・スペイセクを始め、ジョン・トラヴォルタなど1970年代後半をリードした若手俳優が出演している。
⑤『バッド・チューニング』
“Dazed And Confused”(1993/米)
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監督:リチャード・リンクレイター
●原題『DAZED AND CONFUSED』はレッド・ツェッペリンの曲名からの引用
➔直訳は「ボーっとしちゃって混乱する」で、ドラックがキマった状態のこと。
テーマでもある「若者の苦悩」「大人への成長」を描いた『バッド・チューニング』は 1970年代半ばを背景にした分かり難さもあり日本では未公開に終わったが、アメリカでは予想外のヒットを記録したグラフィティ・コメディの快作。
●後の大スター「マシュー・マコノヒー」「ミラ・ジョヴォヴィッチ」「ベン・アフレック」「レネー・ゼルウィガー」が出演。
⑥『大脱走』
“The Great Escape”(1963/米)
監督:ジョン・スタージェス
●戦闘シーンのない集団脱走を描いた異色の戦争映画。主演はスティーブ・マックイーンでチャールズ・ブロンソンなどが脇を固める。
➔テーマは「何があってもへこたれない不屈の男たちのドラマ」
⑦『ヒズ・ガール・フライデー』
“His Girl Friday”(1940/米)
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監督:ハワード・ホークス
●ベン・ヘクトとチャールズ・マッカーサーの戯曲『フロント・ページ(The Front Page)』を映画化した作品。
➔いわゆる、主に1930年代から1940年代にかけてアメリカで流行した常識外れで風変わりな男女が喧嘩をしながら恋に落ちるという『スクリューボール・コメディ』
⑧『JAWS/ジョーズ』
“Jaws”(1975/米)
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監督:スティーブン・スピルバーグ
🏆受賞歴
第48回アカデミー賞:作曲賞/音響賞/編集賞
●監督は当時28歳だったスティーブン・スピルバーグが抜擢された。
➔ジョン・ウィリアムズによるテーマ曲はあまりにも有名で、どのメディアでも鮫の登場場面の他、何かが迫ってくるなど緊迫感が高まる場面に使用されている
⑨『課外教授』
“Pretty Maids All In A Row”(1971/米)
監督:ロジェ・ヴァディム
●ヴァデム得意のロマンチック・ミステリーで、少年が年上の女性に相手をしてもらう『初体験もの』にサスペンスの要素を取り入れた作品。
⑩『ローリング・サンダー』
“Rolling Thunder”(1977/米)
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監督:ジョン・フリン
●脚本は映画『タクシードライバー』の脚本家「ポール・シュレイダー」が担当。
➔タランティーノが設立した映画配給会社『ローリングサンダー・ピクチャーズ』は、レーベル名だけでなくエンブレムまでこの映画の画像をモチーフにデザインされている。
⑪『恐怖の報酬』
“Sorcerer”(1977/米)
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監督:ウィリアム・フリードキン
●1953年にフランスで制作された『恐怖の報酬(Le Salaire de la peur)』のリメイク
➔映画全編に広がる、いつ爆発するかという緊張感みなぎるスリルとそ追い打ちをかけるような、様々な障害に主人公4人の巧みな人間描写を加えた傑作。
⑫『タクシー・ドライバー』
“Taxi Driver”(1976/米)
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監督:マーティン・スコセッシ
🏆受賞歴
第29回カンヌ国際映画祭:パルム・ドール
●NYを舞台に、鬱屈した生活を送るタクシー運転手が、腐敗しきった現代社会に対する怒りや虚しさ、逃れられない孤独感から徐々に精神を病み、自分の存在を世間に認めさせるために過激な行動に走る心のプロセスを追い、現代都市に潜む狂気と混乱を描き出した傑作。
➔デ・ニーロが鏡に向かい「You talkin' to me?」と呟きながら自分の鏡像に銃を向ける場面は、「アメリカ映画の名セリフベスト100」で10位にランクイン。