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【おすすめ】平林勇監督が選ぶ!『オールタイム・ベスト』10作品

平林勇監督が選んだ10作品
【“Sight&Sound”誌/2012年】

映画監督の平林勇という男

*代表作

①『2001年宇宙の旅』
“2001: A Space Odyssey”(1968/米・英) 

スタンリー・キューブリック監督の2001年宇宙の旅という映画

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監督:スタンリー・キューブリック

🏆受賞歴

第41回アカデミー賞:アカデミー視覚効果賞受賞

当初キューブリックは美術担当として漫画家の手塚治虫の協力を仰いだが、当時の手塚は連載漫画の他に、テレビアニメ番組を多数抱え、日本国外での映画制作に携わることは物理的に不可能であったため、オファーを断ったというエピソードがある。

②『楢山節考』
“The Ballad of Narayama”(1983/日)

http://pds.exblog.jp/pds/1/201103/01/84/d0151584_233042.jpg

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監督:今村昌平

🏆受賞歴

1983年カンヌ国際映画祭:パルム・ドール

信州の山深い寒村を舞台に因習により山に捨てられる老婆と、その息子の心の葛藤を描いた深沢七郎の同名小説と「東北の神武たち」の映画化。

③『ダンサー・イン・ザ・ダーク』
“Dancer in the Dark”(2000/丁・独)

ラース・フォン・トリアー監督のダンサー・イン・ザ・ダークという映画

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監督:ラース・フォン・トリアー

🏆受賞歴

2000年カンヌ国際映画祭:パルム・ドール/女優賞

目の不自由なシングル・マザーをアイスランドの人気女性歌手ビョークが務め、手持ち主体のカメラワークやジャンプカットの多用によるスピーディーな画面展開、不遇な主人公の空想のシーンを明るい色調のミュージカル仕立てにした新奇な構成の異色ミュージカル。

④『ドッグヴィル』
“Dogville”(2003/丁・瑞・伊・独・米・英・日,他) 

ラース・フォン・トリアー監督のドッグヴィルという映画

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監督:ラース・フォン・トリアー

床に家や道などを表わす白線を引き、必要最小限の家具などを置いただけの殺風景なセットを村に見立てて3時間弱に及ぶ全編を撮り上げ、初公開となったカンヌ映画祭で話題となった、人間の「本性」を無視した観念的な道徳の無意味さを描く

⑤『エレファント・マン』
“The Elephant Man”(1980/米)

デヴィッド・リンチ監督のエレファント・マンという映画

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監督:デヴィッド・リンチ

19世紀末のロンドンを舞台に、生まれながらの奇型ゆえ「エレファント・マン」と呼ばれ人間扱いされなかった青年ジョゼフ・メリックと彼をとりまく人間たちとの触れ合いを描いている。

⑥『殺人の追憶』
“Memories of Murder”(2003/韓)

ポン・ジュノ監督の殺人の追憶という映画

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監督:ポン・ジュノ

軍事政権下で比較的治安のよかった1980年代に発生し、6年間で10人の犠牲者を出した華城連続殺人事件という未解決連続殺人事件を基にした戯曲の映画化作品、実在の事件を題材にしているが原作は戯曲であり、映画はあくまでフィクション。

⑦『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』
“The Nightmare Before Christmas”(1993/米)

ナイトメアー・ビフォア・クリスマスというアニメ映画

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監督:ヘンリー・セリック

恐怖と怪奇に彩られた異世界で愛や優しさと無縁に育った青年が本当の愛に目覚めるまでを、美しい音楽と映像でグロテスクかつメルヘンチックに描いたファンタジー。

原案・原作はティム・バートンによるもでディズニー・スタジオ在籍中から温めていた企画であり、当時、モーション・コントロール・カメラの導入やコンピュータでキャラクターの表情の変化をシミュレーションするなど、最新のデジタル技術を駆使し、従来の人形アニメにない大胆で斬新な全編ストップモーション・アニメーションの意欲作。

⑧『羅生門』
“Rashomon”(1950/日)

黒澤明監督の羅生門という映画

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監督:黒澤明

🏆受賞歴

1951年アカデミー賞:
名誉賞(1951年度最優秀外国語映画)

1951年ヴェネチア国際映画祭:
サン・マルコ金獅子賞/イタリア批評家賞

日本にはお馴染みの作品。主演は三船敏郎。

⑨『千と千尋の神隠し』
“Spirited Away”(2001/日)

宮﨑駿監督の千と千尋の神隠しという映画

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監督:宮﨑駿

🏆受賞歴

2002年アカデミー賞:長編アニメ賞

2002年ベルリン国際映画祭:金熊賞

興行収入300億円を超えた日本歴代興行収入第1位の大ヒット作品。

神々の世界に迷い込んだ少女が、自分でも気づかなかった逞しい力を発揮して困難を乗り越えていき成長を描く。

⑩『ブンミおじさんの森』
“Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives”(2010/泰・英・仏・独・西)

アピチャッポン・ウィーラセタクン監督のブンミおじさんの森という映画

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監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン

🏆受賞歴

2010年カンヌ国際映画祭:パルム・ドール

タイの農村を舞台に、死期の迫った男が経験する死者や精霊との交流や独特の生死観を、ユーモアを交えて描いたタイ発の異色のファンタジー・ドラマ。

2010年のカンヌ国際映画祭で審査委員長のティム・バートンに絶賛され、みごと最高賞のパルム・ドールに輝いた。